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貯蔵能力を持つ赤龍帝
昇格試験と魔王(マッド)サイエンティスト
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テーブルマナーは減点されなかったが、加点もなかった。

実戦、チェス
なんでも、今年は頭脳戦を重視するとかなんとか
俺は将棋の方が得意なんだが、まあ、ルールは知っているので勝利した。

「よし、終わった」

なぜかアジュカ・ベルゼブブ様が目の前にいる。
ペルソナのベルゼブブを期待していたので、少し残念だ。

「ふむ、君が赤龍帝か」
「そういうあなたはアジュカ・ベルゼブブ様」
「実はね、君に悪魔の駒を渡しに来たんだ」
「へ?もう、結果でたんですか?」
「ああ、私が急かしたらすぐに結果を教えて貰ったよ」

職権乱用だ。

「君に興味があったからね。じきじきに来たよ。サーゼクスを謝らせる悪魔がいると聞いたからね」
「いえ、私は正しいことをやっただけです」
「ああ、そうそう、君のチェスの相手悪魔で上位の実力を持ってたんだ」
「いえ、ルールさえわかれば大体の相手の考えてることはわかりますから」
「ふむ、面白い、っと、駒を渡さないとな」

箱にチェスの駒が入っていた。

「君の駒だ。魔力でも注いでみろ」

魔力でも、ということは気、妖気、霊力でもいいということだ。だから俺は龍の力を純度を上げて込めてみる。
なんか、赤くなっている。

「ふむ、赤いな、僅かに龍の力を感じられる」
「龍の力を込めてみました」
「タンニーンの時にも込めてもらえば良かったな」

なるほど、この魔王様はマッドサイエンティストか。

「あ、そうだ、君には今回の新人悪魔の会合の一人として出てもらうよ」

他の奴らにぶつくさ言われるんだろうな

「わかりました」
「じゃ、またその時」
「はい、さようなら」

魔王様を見送りシトリー家へ帰還する。
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