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貯蔵能力を持つ赤龍帝
バレンタインデー
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今日はバレンタインデーだ。なぜか俺の机に木場へのチョコが入っていた、
多分これは、腐女子が俺から木場へチョコを渡す場面を見たいからに違いない。
匙くんに渡しといて貰おう。

「今日はバレンタインデーですのでチョコを作ってきました」

あれ?俺独立したのになんで生徒会室にいるんだっけ?
っ、そんなことより逃げ場を作らねば!!
会長の料理はあれだ。うん、不味い

「あー、チョコ食べ過ぎて鼻血が出そうなので無理です」
「ッテメっ」

匙が逃げたなという顔をしている。

「昨日、その味見しすぎて過ぎてしばらくはチョコは食べたくない」

おお、味見しすぎて飽き飽きしたという理由か。やるな

「これ、余ったからやるよ」

匙に渡すは木場宛のチョコ。こいつは気付いて木場へ渡しに逝くだろう。

「残念ですね。じゃあ、皆さんどうぞ。あ、二人も後で食べてください」

チョコを渡された。
他のやつらは死刑勧告を受ける囚人の顔になっている。

「あ、見回りに行ってきます」
「私も行ってきます」
「あ、はい、どうぞ」

地獄絵図を見るのも嫌だから、避難した。

「生きろよ。皆」

皆の分まで働くから許してくれ。
嘘だ。できて二人分だ。
後ろから声が聞こえる。多分、腐女子だろう。
尾行するとは、しかも、そこらの探偵より気配の消し方が上手い。

「やつら、他に情熱を向けられないのか?」
「ああ、残念な奴らだ」

無線機まで取り出している。他にもいるのか・・・・・

「死ねぇ、イッセー!!」
「(イケメンの)マスク狩り!!」

こいつらに接近を許すとは、不覚だ。
ショックを受けつつ変態の腕が変態に当たるようにずらした。
両方変態だと分かりにくいな。まあ、互いの腕が相方の首に当たるのをイメージしてくれ。

「甘い!」
「まだだ、まだ終わらんよ!」

二人ともずらした腕を腕で掴み変態が変態を回し始める。

「必殺!!」
「トルネードハリケーン!!」

意味不明だ。
まあ、技名から、二つの回転を表しているのだろう。
横回転に縦回転を加えている。

「普通に避ければいい」

ガッシャーンと、窓ガラスが割れ変態が落ちる。と思っていたが、なんと窓ガラスを蹴って戻ってくる。

「&リバース!!」

ペケを作って飛んでくる。後ろからも走って来た。

「たく、こいつらはもっと他のことに熱意を向けられないのか」
「俺たちはお前を倒すために、寝る暇を惜しんで鍛えてきた!」
「そう、授業時間眠ってな!!」
「起きろよ!!」
「成績は下がったが、お前を殺れるなら悔いはない!!」
「後悔しろよ!!てか、俺以外のイケメンを狙えよ。完成度高いし、俺以外なら多分始末でき
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