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新 バトルロワイアル
プロローグ〜第3話
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向かって咆哮する


晴矢「清志郎ーーー!!! お前は俺様の
最高の部下じゃーーー!!!!! 胸を張れッ!!!!
後は俺様にまかせとけッ!! 俺様は無敵の男
日々野晴矢様じゃあーーーー!!!!!!!」ポタリ


  ・・絶叫する日比野晴矢の瞳から
涙が一雫こぼれ落ちた・・


晴矢の叫びは闘技場の外にも聞こえていた
それを聞いていた古畑任三郎と温泉マークの
顔に柔らかな微笑みが浮かぶ


温泉マーク「日々野君は立ち直ってくれた
ようですな本当に良かった」


任三朗「きっと岡本君もそれを望んでいた
筈ですよ……日々野君を見ればわかります
彼らの絆の深さが」


古畑任三郎の脳裏に嘗ての事件が蘇る
犯した罪は消せないが仲間を守ろうとした
強い絆を持った5人の若者達


今頃彼等はどうしているだろうか 罪を償って
新たな人生をスタートさせているだろうか


任三朗「……(smapの皆さん君達に勝るとも
劣らない絆を持った少年達がここに居ますよ
どうか彼らを見守っていて下さい)………」


古畑任三郎が物思いに耽っていると温泉マーク
から声が掛かる


温泉マーク「古畑さんそろそろ戻りましょう」


任三朗「えぇ・・おや?」


その言葉に古畑任三郎も頷こうとした時
西の方角から若者が走ってきた


タッタッタッタッ
刻命「ハア…ハアッ…大変ですッ 助けて
下さい!! 僕の仲間が襲われているんですッ!!」


全く汗は掻いていないが余程急いできたの
だろう 大きく息を乱して叫ぶその言葉に
2人は強く反応する


理由を聞くと刻命裕也と名乗った若者は
仲間達と病院に集まって居たらしい


しかし何者かが襲撃してきて自分が助けを
呼びに逃げ出してきたらしい


それを聞いて古畑任三郎は刻命裕也に確認する


任三朗「それは大変でしたね……刻命さんは
病院からずっと走ってきたんですね・・
途中で休む事もせずに助けを呼ぶ為に
此処まで走ってきたんですね?」


刻命「そうです!! お願いです力をかして
くださいッ!!」


古畑任三郎は少し考えた後温泉マークに
話しかけながらも小声で耳打ちする


任三朗「温泉さん私は彼と病院に行きます
日々野さんをお願いします……《彼は嘘を
吐いています まだ辺りに仲間がいるかも
しれない気をつけて 二回目の放送の後
中心の橋で持ち合わせしましょう》……」


その言葉に冷静に勤めながら少し考えた後
温泉マークも頷く


温泉マーク「そうですか……分かりました
日々野君は私に任せください……《古畑さん
何か嫌な予感がします気を付けて》
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