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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
迫り来る者達ーショ○カーじゃないよ!
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。夜の間この二人と一緒にいろ。
説得は必要ないからしなくて良い」

「え、ちょっ!何言って……」

「良いから任せろ。
少し出掛けるけどすぐに戻るからな」

そう言ってユウジは窓から飛び出していった。

「「「………………」」」

後に残された三人が唖然となっていたのはしょうがない。


















「たっだいまぁー!」

バタンッと扉を開けて帰還の報告。

「!!?…………お帰り………」

行きなりのことにビックリしたソウヤだったがすぐに落ち着いて声のトーンを下げた。

因みに今の時間は深夜の3時だ。

「二人は寝ちゃったんだ……だから静かにしようよ」

ソウヤは小声で言った。

「んー、まぁビックリプレゼントは明日にするか。
よし、ソウヤ、お前も寝て良いぞ。
見張りは俺がやってやる」

「え?良いの?」

「問題ねぇよ。
いつかは1年位寝ないこともあったからな」

「あ、ありえそう………それなら、お言葉に甘えてお休み」

「おう、お休み」

ソウヤは椅子に座って目を閉じると動かなくなった。

…………死んだか

「死んでないよ!」

「しーーーー!」

「あ、ごめん…じゃなくて!………あーもう!お休み!」

「わはは!お休み!」



夜がふける。

ユウジは明日に渡すプレゼントにどういう反応が帰ってくるかを想像しながら見張りを続けるのだった。
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