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MS Operative Theory
巨大MS?MA@
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??通常サイズのMSではなしえない、超重装備を施された巨大MS?MA??

 本稿では全高40m級以上のMSや、全長や全高が60mを超えるサイズを持つMAを「巨大MS?MA」と定義している。

 MS黎明期におけるジオン公国軍、および軍需企業の研究や、U.C.0100年代初期に行われた小型MSの開発により、通常のMSの頭頂高は15~20m程度が限界とされた。技術開発によって本体重量は大幅に減少したが、U.C.0100年代の15m級MS(第五世代MS、第二期MS)との登場という特例を除けば、サイズが大きく変化することはなかった。

これはエネルギー効率やキャパシティ、コストや運用性などから導き出された数値であり、宇宙艦艇や基地などMS設備施設の規模などにも深く関係していた。また、既存の運用システムを使用する必要性から、軍はMSのサイズに敏感であった。

これはエゥーゴが可変MS、MSZ-006(Zガンダム)に求めた全高の制限や、U.C.0102にサナリィが行ったMSの小型化に関する提言からも理解できる。だが、通常のMSとは異なる性能を追求したことでサイズの制限を無視し、大型の機動兵器が開発されることがある。こうして開発された機動兵器が巨大MS?MAに分類される。

 巨大MS?MAの利点は、その巨体を利用し、通常のMSでは搭載不可能な超大火力火器や多数の兵装類、Iフィールド・ジェネレーターに代表される防御デバイス、ミノフスキー・クラフトなどの大型推進装置などが搭載できることがある。

これにより、通常のMSを大きく上回る攻防力や機動性を発揮し、戦略?戦術級のターゲットにも有効な兵器となりえるのである。だが、膨大なコストや兵器単独での制圧範囲が狭くなること、運用艦が限られることなどに加え、一機が失われただけでも大きな損失を受けることなどの問題点も指摘される。

多数の兵器を搭載するため、重量の大幅な増加も懸念されるが、軽量化技術の向上やジェネレーター出力、スラスター推力が強化される傾向にあるため、出力?推力対重量比が極端に低下するケースは少ない。

 巨大機動兵器はジオン公国軍ジオン公国軍のMAがその始まりとされる。MAは、MSとは全く異なる規格で開発が進められた機動兵器であった。MAは総じてMSを凌駕する火力が求められたために大型化する傾向にあり、MA-08(ビグ・ザム)やアプサラスVのような拠点攻略用MAに至っては、他のMAをも圧倒するサイズに達していた。

 巨大MSの雛形として知られる機体は、ジオン公国軍のMAN-02(ジオング)である。本機は脚部を装備せずに実戦に投入されたため、実際には大型MSとはならなかった(戦後のゲリラ活動で脚部装備型が使用された)。

また、ジオングは地球連邦軍のニュータイプ研究
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