暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
2nd Episode:
夜天の主と雲の騎士
Ep1冬空に来たるは襲撃者〜Reunion〜
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?」
シャル
「判らない? 私シャル先生と、あなたルシル先生による魔法と魔術の講座。略してシャルシル先生の魔法術講座。我ながら良い略し方じゃない? シャルシル」
ルシル
「いや、微妙。あと、どうしてそんなにテンションが高いんだ? 君はそういうキャラではなかったよな」
シャル
「私としてもこんな子供っぽくなるなんて予想外だったけどね。なのはやアリサ、すずかと過ごしていたら自然とこうなっちゃったんだよ。なのはも、今の子供らしい私の方が好きだって言ってくれるし。私としてもこの方が楽なんだよね」
ルシル
「(生前を知る俺としては目が飛び出るぞ、今の君は)そういうものか。それで? 俺は何をすればいい?」
シャル
「適当に」
ルシル
「適と・・・、了解。生前と合わせて6千年以上の付き合いだ。ある程度は応えてやる」
シャル
「よしっ。それじゃ始めよっか。今回から私は魔法を使うことになったんだけどね」
ルシル
「そうだな。デバイスを持ち、魔
道
(
・
)
式を魔
導
(
・
)
式に変換したらしいじゃないか」
シャル
「めっちゃ苦労したけどね。魔法って、かなり頭が良くないと扱えないってことが良く解あった」
ルシル
「そうらしいな。魔術も魔法も大して変わらないと思っていたんだが、それなりに演算能力が無いと駄目だというのはフェイトとクロノから教わった。俺としては、魔術の方が複雑だと思うんだが」
シャル
「まぁそれは人それぞれよね。私の魔術の術式はほとんど感覚だけで組んだものだから、それを魔法っていう計算式に変換するのが泣きたくなるほど面倒だったよ。だから魔法の方が私は難しいとかってね。っと、それじゃ本題に行くけど」
ルシル
「おう、来い」
シャル
「今回から始まった第二章、その第一話で使われた私の魔法は、
――
雷牙閃衝刃
(
ブリッツ・ランツェ
)
――
――
堅固なる盾
(
ハルトリーゲル・シルト
)
――
――ロイヒテン・プファイル――
――グランツ・フォーゲル――
の4つなんだけど」
ルシル
「閃衝刃と盾は魔術から魔法へ変換した術式だな。真紅の雷槍を放つという雷撃系攻性術式、雷牙閃衝刃ブリッツ・ランツェ。ブリッツは雷光。ランツェは槍という意味だな。
そして、4重の六角形で構成された対物理障壁の真紅の盾である、堅固なる盾ハルトリーゲル・シルト。ハルトリーゲルは、花水木のドイツ語読みだ。堅固とは花言葉のうちの1つだ。シルトは盾という意味だな」
シャル
「お、おお。すごいすごい。そうゆう感じで良いんだよルシル先生♪
次は私が紹介するよ。まずは魔術から変換したんじゃなくて、一から魔法として組んだ魔法の第一弾ロイヒテン・プファイル。ロイヒテンは光る、輝く。プ
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