暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep14其は抑止の力と戻りて〜Advent〜
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ちゃんにそう確認した。シャルちゃん、笑顔だけど目が全然笑ってない。完全に怒ってる。青筋を浮かべてるし。クロノ君はフェイトちゃんを見て溜息ひとつ吐いた後、シャルちゃんに返事をした。

「仕方がない。このままジュエルシードを発動されては堪らないからな。戦闘を許可する。でも出来るだけ穏便に済ましてくれよ、シャル」

「ええ。フェイト。私が防御に回るから、あなたがプレシアを止めなさい。普通は逆だけど、あなたが最後まで親の面倒をみなさい。いいわね?」

「「え?」」

私とフェイトちゃんの声が重なる。それって親子で戦えってこと?

「シャルちゃん、それはダメだよ! フェイトちゃんにそんな、お母さんと戦わせるなんて――」

「大丈夫、やります」

「フェイトちゃん!?」

フェイトちゃんは私の言葉を遮って、お母さんと戦うと告げた。アルフさんもそれには驚いている。シャルちゃんはしっかりフェイトちゃんの目を見つめて、「言っておいてなんだけど、本当にいいのね?」って再確認。

「・・・うん」

フェイトちゃんの決意は固く、それでお母さんが諦めるなら、って眼が語ってる。

「フェイトがそう言うなら、あたしもサポートするよ」

「ああ、僕もサポートに回ろう」

「なのは、ユーノ。2人はどうする?」

アルフさんとクロノ君がそれに付き合うなら、私だってやってやる。私はユーノ君と一緒に頷いて、「手伝います!」フェイトちゃんのお母さんと戦うことを決めた。


・―・―・シャル先生の魔術講座・―・―・


シャル
「あら? 今回も来てくれたのね。ようこそシャル先生の魔術講座へ。
このコーナーの先生、シャルロッテよ」

なのは
「シャルちゃんの助手、なのはです♪」

ユーノ
「生徒のユーノです」

シャル
「さて。今回はゲストがいるから。入っておいで」

ルシル
「失礼するぞ」

なのユー
「あ」

シャル
「今回の話で使用されたのは私の魔術じゃなくて、ルシルのものだから呼んだのよ」

ルシル
「高町なのは。ユーノ・スクライア。そういうことだから少しの間、邪魔をするよ」

なのユー
「あ、はい。よろしくどうぞです」

シャル
「それじゃ挨拶も終わったことだし。早速始めましょうか。

――罪ある者に汝の慈悲を(コード・レミエル)――

――我を運べ汝の蒼翼(コード・アンピエル)――

雷撃系対軍中級攻性術式。空から蒼雷で構成された十字架を複数降らせる対空地制圧術式。
対象にその十字架が当たると小さくなって周囲に拡散。さらに広範囲へと向かっていって被害を拡大させる、コード・レミエルね」

ルシル
「レミエルは、空からの襲撃者に効果を発揮する。対空
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