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少年は魔人になるようです
第81話 少年達は己の戦いをするようです
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一瞬ラカンさんの時間が止まり、素で驚く。そ、そんなに珍しいのかな?愁磨さんって、結構修行とかつけてる

イメージがあるから、そこまで以外じゃなかったんだけど・・・・。


「ハッハァ……あいつらになぁ。丁寧な正拳かと思いきや妙な鍛え方してんのはそのせいか……。

いや、大体分かったぜ。文句なし合格だ。」

「は、ハイっ!ありがとうございます!」

「第一関門突破か、良かったな先生。」


妙な、ってところが気になるけれど・・・とりあえず、弟子入り成功だ!

あとは隙を見て、父さん達の話を聞ければ目標達成だ。と、今度はラカンさんが妙な顔でこちらを見ていた。


「で……だが。何で強くなりたいんだ、ぼーず。」

「それは……強くなれば皆を、大切な人を守れるからです。最強か、それに誓い力があれば誰も傷つかずに

済む、と。」

「ほうほう………で?」

「それと……父さんや愁磨さん達のように強くなりたいと、ずっと前から…最近は強く思っていて。」

「ふむ……で?」

「…………で?」


ラカンさんの質問は、イマイチ要領を得ない。僕から何を聞きたいのか。

僕が強くなりたい理由・・・皆を守りたいから、麻帆良に帰りたいから。あとは―――


「……誰か、倒したい相手でもいるんじゃねぇのか?」

「―――!……はい、います。」

「フフン、それがライバルだろうが敵だろうが、男の目標はそういう明解な奴が良い。

で、誰だ?そいつは。」

「……フェイト・アーウェルンクス。それと、デュナミス・ヴァナミスと呼ばれていた二人です。

ゲートポートで僕達が戦った……。」

「……!?」


僕が出した名前に反応したラカンさんの驚きは、今度は危惧を孕んだものだった。

ラカンさんが知っていて、以前愁磨さんを猊下と呼んだ相手。やっぱり、何か関係が・・・?


「アーウェルンクス……そりゃまた懐かしい名前だな。あ、話聞きたかったら100万な。」

「えー!先手打たれた!?」

「まぁ……ぼーずの相手が俺の想像通りならかなり厄介だな。どれ、表にしてやろう。」

「表?」

「分かりやすく言うと、いわゆる強さ表って奴だな。」


黒板を縦にして、なにやら数字と絵を書いて行く。下から、ネコ0.5?一般人1、魔法使い2、旧世界達人・・・

ああ、強さを数字で表してるのか。なんて言うか・・・。


「頭悪そうな表だなー……。イージス艦て。つか先生竜より強いのかよ?」

「非魔法って書いてますから、低級なものかと……。」

「ま、あくまで目安だ。大体の物理的力量差と思え。戦闘ってのは相性他様々な条件で勝敗変わるから、

こん
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