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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第6章:女の決意・男の勘違い
第2話:ソックリなのは顔だけ。下は……見てないから判らない。
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、私なりの……いや、我が家なりのお仕置きをしてやろうと思う。

「解ったわ……私は人間で、アンタは人間を信用出来ない。でもロザリーは私を信用してくれてるし、話し相手として側に置いときたい。良いわ、ロザリーの為に私もこの部屋で幽閉されてあげる。でもね、私は身一つでこの時代に召喚されてきたの……着替えすら持ってないのよ! 買いに行くからお金と、買える場所まで連れて行きなさいよ!」

「ふざけるな人間! そう言って逃げ出し、ロザリーを捕まえる為の仲間を連れてくるんだろう!? 騙される訳ないだろう馬鹿が!」
本当にムカツクしゃべり方するわね……あ、でもリュカが他人を怒らす時は、もっと辛辣な口調をしてたわ。それを考えるとコイツはまだまだね(笑)

「馬鹿はアンタよ! 私に四六時中裸で生活しろと言うの!? それってアレかしら? 人間の美女を見つけたから、ロザリーとは違う雌奴隷として好きな時に犯せる穴を用意したって事? イヤだわ男って……結局女を犯す事しか頭にないんじゃない! ロザリーを犯そうとしてた連中と同レベルね、結局」

う〜ん、我ながら素晴らしい口調だったと思うわ。
リュカの側でリュカのやり方を見て、それを真似する娘から学んだリュカ家の煽り術。
息子は苦手みたいだけど、二人の娘は着実に習得している煽り術。

「ふざけるな人間……よくもまぁ下品な事が口から出てくる。キサマの様な汚らわしい女と目合(まぐわう)訳がないだろ! キサマの裸なんぞ見たって、欲情などせんわ! 見窄らしい裸を晒してろ!」

「ほほほっ、彼女(ロザリー)の前ではそう言うしかないわよね……大丈夫よ、私は男を理解してるんだからね。でも貴方が私に服を着させない理由なんて、ある特定の事柄からしか思いつかないのよ……だってアンタも男だから(笑) 別に責めてる訳じゃないのよ……男なんだから仕方ない事だし。大丈夫、解ったわ……私も殺されたくないし、一緒に生活をしてロザリーを説得してあげるからね。何時でも好きな時に私を押し倒しなさい……それで私の命の保証が出来るなら安い物よ」

ここまで言われて私を裸で生活させるのは、私の言い分が正しい事の証明になる。
更に言えば、私は命が惜しいとハッキリ訴えた……その為にこの根暗に協力するとも訴えた。
それなのに私を殺せば、私を信じたロザリーへの裏切りに相当する。
彼女に嫌われたくない根暗は、私の意見を無視出来ないだろう。

「く、くそっ……解った、お前の代わりに俺が買い物をしてきてやる。必要な物をリストアップしろ!」
第一段階成功ね。
だが我が家流のお仕置きはこの程度じゃ終わらんのですよ。

「アンタ馬鹿じゃないの!? 私はこのボディーラインを保つ為に、一際努力をしてんのよ! 今後必要な物の大半が、それらに属する重要
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