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Element Magic Trinity
妖精女王と海の閃光
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様が相手じゃあ!」

ビアードが右手に光を纏い、突っ込んできた。

「ま、間違いねぇっ!コイツ等ぁ妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強の女魔導士と最強の女問題児!」

カラッカが説明している。
だが、そんなことティアには関係ない。

「愚者は妖精の前で堕ちなさい!」

一声吼え、水の剣を持つ。
そしてそのまま・・・一閃。

「ふごっ!」

ビアードは地に落ちた。

妖精女王(ティターニア)のエルザと、海の閃光(ルス・メーア)のティアだっ!」

そう説明を終えた時には、ビアードは完全にやられている。

「ビアードが一撃かよっ!嘘だろ!?」
「すごぉーいっ!」

カラッカが驚愕の声を、ルーシィが感嘆の声を上げる。

「ひーーーーーーーーー!」

この2人の凄さを思い知って怖くなったのだろう。
カラッカはその場から逃げ出していった。

「エリゴールの所に向かうかもしれん。ルーシィ、ティア、追うんだ!」
「了解」
「えーっ!?あたしがっ!?」
「頼む!」
「はいいっ!」

抗議しようとしたルーシィだが、エルザの睨みに勝つ事は出来ずカラッカを追っていった。
そのルーシィとハッピーのあとをティアが追う。
3人の姿を見送った後、エルザはいつもの鎧に戻った。

(やはり魔導四輪を飛ばしすぎたのが堪えたな・・・ナツ・・・グレイ・・・ルー・・・アルカ・・・ルーシィ・・・ティア・・・後は頼んだぞ)
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