暁 〜小説投稿サイト〜
Element Magic Trinity
マスター現る!
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
のをお姉ちゃんのように慕う人間などいるのだろうか・・・。

「ルーにとって、ティアは大きな存在よ。私はその頃まだギルドにいなかったけど・・・話だけ少し聞いた事があるわ」
「まぁ、今は仕事に出ちまってるし、ルーシィがティアに会えるのはもうちょい先だろうな」

その話を聞いたルーシィは何も言えない。
前に置かれたグラスに、氷が入れられていく。
カロン、カラン、と心地よい音が響いた。

「私達は・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士達は・・・皆・・・皆何かを抱えてる・・・」
「傷や・・・痛みや・・・苦しみや・・・」
「私も・・・」
「え?」

小さく聞こえた言葉を聞き返す。

「ううん。何でもない」

ミラは何事も無かったかのようににっこりと微笑んだ。
そんなミラを見てアルカは少し暗い表情をし、小さく口を開いた。

「・・・オレも・・・」
「え?」

また聞こえた言葉を聞き返す。

「いや、何でもねぇさ。気にすんな」

アルカも何事も無かったかのように笑う。
そんな2人を見て、ルーシィは何とも言えない表情をしていた。







そして、ナツとルー、ハッピーはハコベ山にマカオを探しに行ったのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ