マジカル☆ウィッチルフェイちゃん、リーゼンガングへ行く
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フェイトちゃんのような靴に変更しました。
「えい」
おお振りの一閃を行い、長くした刀身で纏めて切り裂きます。近づく必要も有りません。避ける敵にはイタクァで撃ち落とします。どれも1?で相手にもなりません。よって、直ぐに殲滅が完了しました。
「すまねぇ、嬢ちゃん達。ウチの守り番が頼りなくてよぉ……」
「「いえ、いいんです」」
つるつるのおじさんがやってきて、謝ってくれましたが、私達のせいだと思いますからね。ベルちゃんはまだ警戒してくれています。それと、アーシャさんはかなり悩んでいるみたいです。
「ほう、スラグの暴走か。あの言葉はスラグにも通じるのだな」
「キースさん……いつここに?」
振り返ると、おじ様が居ました。
「たった今だ。こちらも面白そうな事になっているようだったので来させてもらった。結晶が発する言葉はスラグにとって絶対命令を伝える神の声なのだろう」
「成程。聞いた状況から推測するに、飛散した言葉は意味をなさない物だったのですね」
「そうだ。制御されていない神の声が鳴り響いたんだ。連中も相当混乱しているようだな」
「どうしましょう……怪我人とか出ちゃったら私……」
「なぁに、ここの連中は荒事に慣れているだろう。心配はいらんよ」
おじ様はそう言いながら、タバコを吸い出しました。すると離れていたツルツルのおじさんの場所に1人の男の人がやって来ました。
「親方! 中に居たデカブツが動き出しやした!」
「おいおい、あいつが動くのかよ……こりゃあ、ちょいっとやばいぜ」
「しかも、半透明の女の子がふわふわ宙に浮いて、スラグに命令しているんです。ありゃ一体……」
「お兄さん、その子はどんな格好をしていましたか?」
「どんなって、髪の毛は短くて……ん? なんとなくあんたに似ているな」
どうやら、妹さんのようですが……どうなっているんでしょうか?
私と同じくお転婆らしいので、悪戯でしょうか?
「親方さん。私達が行きます」
「アンタ達が? 駄目だ駄目だ! 中に入るのは危険すぎる!」
「いえ……行きます。私が行かないと!」
「けどよぉ、何かあってからじゃ遅いしなぁ……」
心配そうにするおじさんに私はお話します。
「失礼ですが、この村に居る人達の中では私達が戦闘能力の面でも一番適任です。無駄な被害を出さない為にも私達が突入した方が安全です」
「そうだな。この娘達なら大丈夫だろう。行かせてやってくれ」
「確かにさっきの実力をみたら……わかった。そこまで言うなら……行かせてやる。でもよ……危ねえと思ったら、直ぐに引き返せよ!」
「よし、決まりだな。行ってこい」
「はい! わたし達のせいですから、私達がな
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