暁 〜小説投稿サイト〜
皇太子殿下はご機嫌ななめ
第12話 「時空のたもと」
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
れるだろうが、それは覚悟の上のはず。
 許せとは言わぬ。
 貴様はよくやった。
 巨大な光の暴力が、混乱している叛徒どもの艦隊に撃ち込まれた。
 艦隊にまさしく穴が開いたな。
 歓声が司令部に沸き起こる。
 いつもであれば、浮かれるな、とでも叱責するところだが、まあ良い。

「追撃はなさいますか?」
「いや、かまわぬだろう。連中もほうほうの体で逃げておるしな。あまり追い詰めては、窮鼠、猫を噛むともいう」

 とにかく勝ったのだ。
 帝国軍の圧勝だ。
 近年稀にないほどの勝利だ。
 それで良い。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ