暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第111話 『御魂の桜扇』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
!!」

さっきの攻撃の痛みが体全身に走る。俺は肩膝を床に着く。くそっ、こんな時に・・・

ユ「大丈夫?グレイはしばらく休んでて。後は私がやるから。」

笑顔でそう言うユモの手には、すでに冷気があふれていた。

サ「今度はユモス様ですね。とてもいい勝負になる事を期待しま・・・ひぃっ!!!」

グ「・・・・・」

俺の目は、また黒い点になっていると思う。なぜなら、ユモがサクラの顔面を冷気をためた拳で殴ろうとし、顔面スレスレでその拳を止めたからだ。後5mmくらいでサクラの顔面に直撃してただろうな・・・サクラは真っ青になっていた。

ユ「ふぅ・・・どう?びっくりした?」

えぇぇぇっ!!!今の攻撃じゃなくて脅しだったのかよっ!?すると、サクラは、扇をきちんとたたみ、その場で正座をすると、床に手と額を付けて、

サ「ま、参りました・・・」

ユモに土下座をした。自分に勝ち目は無いと思ったんだろうな。それを見たユモは、

ユ「えっ?えぇぇぇっ!?ちょ、ちょっと待ってっ!!ま、まだ戦ってもいないのに、何で土下座するのぉ!?」

パニック状態だった。自分が土下座させた事に自覚無いのかよ・・・まぁ、何はともあれ勝負は俺たちの勝ちだな。

ユ「そんなの納得出来なぁ〜〜〜いっ!!」

いや、無理にでも納得しろよ・・・

****************************************************************************************

           『ここから少しだけ、アカネ目線でいきます。』

ア「あっちゃぁ〜〜〜〜〜、サクラは自ら負けを認めちゃったか。まぁ、あの拳を食らってたら・・・うぅ、考えただけでも鳥肌が・・・」

でも、このギルドに先祖代々伝わる『御魂の桜扇』を使える事が出来たサクラに負けを認めさせちゃうなんて・・・さすが氷上の舞姫ね☆

ア「さてさて、ユリはどうかしらねぇ?今日の日をあの子が一番楽しみにしてたからねぇ。」

映像魔水晶(ラクリマ)の画面を切り替えた。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ