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【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな名前で生きるのって正直つらかったんだろ
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5月27日

ついに篠ノ之博士から例のISコアお喋り用の出力装置の試作機が届いた。名前は「T(たばね)-リンカー」というらしい。外見はポケベルの進化版って感じ。
山田先生と一緒に掘り出したオウカのモニター出力用の言語変換プログラムをインストール!!完成!!!

早速山田先生愛用の教師用量産機・ラファールのコアちゃんに接続して会話する。

「こんにちわ!」
『初めまして、こんにちは。こうして直接的な意思の疎通を取るのは初めてで不思議な気分です』
「わぁっ・・・!本当にお話出来てる!!あ、あの!いきなりで不躾ですけど私の事をどう思ってますか!?」
『時々乱暴な操縦をするのがステキです。もっと乱暴に乗り回してください!』
「「えっ」」≪えっ≫

山田先生の所の子はドМだった。より正確には体を酷使されるのが好きで、相手からダメージを受けるのは好きじゃないらしい。Mからとってマリアと名付けた。山田先生は複雑そうな顔をしていたが、何か吹っ切れたらしい。

帰り際、オウカに≪私、貴方になら乱暴に乗り回されても・・・≫と言っていたので「いや俺IS動かせないから」とツッコんでおいた。すると≪ということは私が貴方を乱暴に////≫ボフンッ・・・熱暴走を起こしてる?



5月28日

T-リンカーは篠ノ之博士のハンドメイドらしく、内部構造はもはやブラックボックス一歩手前。しかもこいつも結局俺が近くにいないとあまり機能しないらしい。
具体的に言うと、この装置は文字を表示する画面に色がある。色は簡易的なISの機嫌を表しており、緑が普通、黄色は警戒、赤は苛立ち、青は憂鬱といった感じに色によってある程度大雑把な感情が分かるという機能があり、俺がいないとこの機能だけが作動することとなる。

なーんだたいして役に立たねえなと思ってたら簪ちゃんがこれを貸してほしいという。俺今日は箒ちゃんの練習に付き合うから会話できないよ?と伝えると何やら試したいことがあるから別にいいとのこと。なんに使うんだろう?

あれかな?一昔前に流行った犬の気持ちが分かるおもちゃ的なノリだろうか?よくわからない。



5月29日

T-リンカーの使い方ぁ!こうだっ!的な。

何とこのご機嫌チェック機能があればISのボディチェックや出力係数調整でどこに不具合があるかを発見する効率がウン十倍にアップするらしい。すげえ。不具合がある=IS不機嫌なので調整ミスに至ってはその場でわかるとか。超すげえ。

IS整備科の先輩方の土下座で量産を頼まれたのでリンカーをデチューンして感情理解機能だけのリンカーを作っていいか博士に打診。「設計図引くのがめんどいから自己責任で造って、どうぞ」とのこと。忙しいんっすか?と聞いたら箒ちゃん用の専用ISを開発中らしい。
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