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少年は魔人になるようです
第56話 二回目は比較的平和なようです
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
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そう言う訳で、優勝は見事千雨さんになりました。さて、あとは小太郎君を回収しないと――


「・・・・・・これ、なに・・・?」

「あら、こっちにもありますわ。」

「あ、ちょ!?それは衣装の糸じゃ――」

――ハラリ
どぅっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

『おぉっと!?今日最高の歓声だーー!』

「き、き…………!!」


アリアさんといいんちょが衣装の仮縫い糸を引っ張ってしまい、千雨さんの衣装が脱げ――って、

今度こそダメですーー!?


バサッ!
「全く、相変わらずルージュはダメダメだな。」

「キャ――…って、あんた、保険医の……。」

「今は同僚のルーラン・サファイアよ。下がりな、男ども!!それ以上来たら縛り上げるよ!!」

「「「サファイア様キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」」

『なんと!ルージュの仲間、サファイア様まで登場だーー!

是非縛り上げられた上で踏まれたり叩かれたりしたい!!』


いつの間にか着替えたのか、ノワールさんが、何と言うか・・・きわどいながらフリフリした衣装を着て、

上から登場。千雨さんにマントを着せました。

と言うか愁磨さん・・・・・・。


「大丈夫?立てるかしら?いいえ、そんなの関係無いわね。」
グイッ
「あ、ちょ!?だ、大丈夫ですって、下ろしてください!」

「また来るからね!覚えておいでよ!!」(ダンッ

『実にハイレベル!!最後の捨て台詞まで完璧だーー!

それではこれで、コスプレコンテストを終了いたします!!』

………
……


「うぅう、恥かいた………。」

「も、申し訳ありませんわ、千雨さん。わたくしがあのような事をしなければ………。」

「そこだけじゃねーー!はぁ……いいよ、別に。気にしてないから。」


まき絵さんに誘われて、新体操部の発表会まで来た僕達。

千雨さんはまだ落ち込んでて、いいんちょさんが慰めてる。と言うかこのパソコン、妙に重いなぁ・・・。


「千雨さん、このパソコンって何ですか?見た事ないんですが……。」

「え、ええ。織原先生が技術部と毎年開発してる、NSPですよ。

ノート型のスーパーコンピュータ。(ったく、デタラメな……。)」

「あ、そう言う事ですか。妙に重い筈です。」


なんだ、ただのスーパーコンピ
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