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駄目親父としっかり娘の珍道中
番外編 最近ギャグ成分が足りないなぁ。ギャグってカルシウムと同じで摂取しないとやばい奴らしいよ(嘘)
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「あれ? 何で僕達、元の万事屋に戻って来てるんですか?」

 最初に疑問を投げ掛けたのはご存知志村新八であった。今、新八の目の前に映る光景はそれは以前からもう既に見慣れた江戸の万事屋の居間の風景である。
 其処に自分と同じように万事屋で生活を営んでいる御馴染みのメンバーが何故か勢ぞろいしていた。

「いやぁ、この小説も既に20話越したねぇ。この調子で30話とか40話とか行っちまうんじゃねぇの?」
「マジアルか! この調子でこの小説も世間で良く言われる長寿小説って呼ばれる時代が来るアルかぁ!?」

 毎度御馴染みで気の抜けるような会話をしているのはご存知坂田銀時と神楽の両名。今の季節は夏だと言うのに何故かコタツを出して其処で皆が体半分を突っ込んで暖をとっていたりする。

「ねぇねぇ、それじゃその内私も【不思議魔女っ子ととこちゃん】みたいに魔法少女デビューするのかなぁ?」
「おいおい、幾ら9歳児だからって夢の見すぎだろうが。現実を見ろ現実をよぉ」

 そして、忘れちゃいけないのが此処に居る四人目。万事屋の生命線でもあり屋台骨であり影の立役者でもあるちびっこ。
 世間一般では銀時の養女と言う設定のなのはが何故か其処に居た。
 あれ? でもおかしくないか?
 ふと、新八は疑問にかられた。確か、つい前回の話と言えば、自分達は異世界にダイブして、そのままなのはちゃんと離れ離れになってしまい、その行方を探る為に四苦八苦していた筈。
 
「しかしお前等あれだよぉ。この小説だってこの調子でダラダラやってたらその内読者の皆様から飽きられる事確実だからねぇ」
「え〜、それじゃこの小説も只作者がダラダラ続けてるだけの駄目小説になっちゃうの〜」
「それならまだ良いネ。仕舞いには誰からも相手にされなくなって、作者自身自暴自棄になっちゃって自分の欲求をぶつけるだけの自慰小説になっちゃうネ。汚物の塊になっちゃうヨ!」

 そんな新八を他所に、目の前に居るこの三人は危ない会話をし始める。
 小説の行く末がどうのとか自慰小説がこうのとか。ハッキリ言ってお茶の間に見せられない光景だったりする。

「ま、アレだよ。この調子でこれ書いてる家の馬鹿が飽きなければその気になりゃ100話くらい行くんじゃね? どうせこの話だって他の【リリカル銀魂】小説とは違って銀魂の世界は結構初期だし」
「それじゃアレアルかぁ! 私達江戸でも大活躍出来る日とかあるアルかぁ!?」
「だろうな。作者が言うにゃ【折角この二つをクロスしてるのにリリカル世界だけってのは勿体無い!】って事で俺達の世界を舞台にした話も創作中って言ってる話だぜ」

 しかも何か世間に公表しちゃ不味いような裏話まで話し始めてる始末。このままだとかなりヤバイ。そう新八の脳裏に電流が走った。

「あ
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