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遊戯王GX−音速の機械戦士−
−互いのフェイバリット−
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放課後ならいいぞ。」
「よし、決まりだ!放課後、オシリス・レッドのデュエル場まで来てくれよな!!」
その一言と共に、次の授業のチャイムが鳴った。


で、放課後。
一旦ラー・イエローまで戻り、デュエルディスクを持ってオシリス・レッドまで三沢と2人で向かおうとしたところ、明日香がいた。
「十代とデュエルするらしいわね。私も一緒に行ってもいいかしら?」
「別に構わないが…お前も十代と知り合いなのか?」
「ええ。ちょっと挨拶をした程度だけど。」
そう言って三人でオシリス・レッドへ歩き出す。
「明日香くんも、このデュエルには興味があるのかい?」
「ええ。注目の三人の内2人のデュエルですもの。」
「注目の2人?」
三沢と明日香に聞いてみると呆れ顔をされた。
「何故君は自分の噂に無頓着なんだ?」
「何故って言われてもなぁ…」
三人で話し合っていると、オシリス・レッドのデュエル場に着いた。

十代はもう既にデュエルディスクを持って、準備OKだった。
「遅いぜ遊矢!!速くデュエルしようぜ!!」
「悪い悪い。」
十代と反対の場所に立ち、デュエルディスクをセット。
それにしても、思ったより人が意外と多いな。よくて2、3人だと思っていたんだが。
まあいいか。
何人いようが、デュエルはデュエルだ。
「さあ遊矢、楽しいデュエルをしようぜ!!」
「ああ、十代。楽しんで勝たせてもらうぜ!!」
「「デュエル!!」」
俺のデュエルディスクに『後攻』と表示される。
またか!?俺はいつまで後攻なんだ!?
「へへ、俺が先行だな。ドロー!」
十代が勢い良くカードを引く。
「俺はE・HEROクレイマンを守備表示で召喚!」
E・HEROクレイマン
ATK800
DEF2000
十代のデッキはE・HEROデッキか…豊富なサポートカードと、強力な融合モンスターが自慢のデッキだ…
只のパワー馬鹿なら簡単に倒せるんだがな。
十代はそう簡単にいくかな?
「更にカードを一枚伏せて、ターンエンド。」
「俺のターン、ドロー!」
頼むぜ俺のアタッカー!
「俺はマックス・ウォリアーを召喚!」
マックス・ウォリアー
ATK1800
DEF800
マックス・ウォリアーの登場と共に、野次馬から苦笑が聞こえるが、無視することにする。
「マックス・ウォリアーで、クレイマンに攻撃!スイフト・ラッシュ!!」
マックス・ウォリアーがクレイマンに突撃していく。
「マックス・ウォリアーが攻撃する時、攻撃力が400ポイントアップする!」
クレイマンを、一閃。
「この瞬間、リバースカードオープン!ヒーロー・シグナル!!戦闘で自分フィールド場のモンスターが破壊された時、デッキからレベル4以下のE・HEROを特殊召喚出来る!来い、E・HEROスパー
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