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少年は魔人になるようです
第43話 その後と準備は平和なようです
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別に、何でもないわよ………………。」


そう言って、また机に突っ伏してまう。

最近の明日菜元気ないなぁ・・・。せやけど引き換えに勉強できるようなっとるから、

愁磨はん寄りな私としては、複雑やなぁ・・・・。そう言えばネギ君も―――


「ハァァァ……い、皆さん。席についてください……。」


こっちもすっごい元気ないなぁ・・・・・。

この二人が沈んどるって事は、また愁磨はんに怒られたんかな?


………
……



「きりーーつ、れーい!」

「「「「「ありがとーーございましたーー」」」」」

「はい〜……。あ、木乃香さん、すいません。

ちょっとお話があるので、放課後残っていていただけますか?」

「ん〜?分かったえ〜。」


なんやろ?また愁磨はんの事で注意されるんやろか?・・・まぁ、ネギ君が言いたくなるんも分かるけど。

きっついもんなぁ、特にネギ君に―――そう言えば、なんでなんやろな?


「あ、木乃香さん。すいません残って貰ってしまって……。」

「ええよええよ。それで、なんの用なん?」


終わって数分、ネギ君が困り果てた顔で教室に戻ってきた。んー、勘やけど愁磨はんの事やないなぁ。


「じ、実は……かくかくしかじか……で。」

「ふんふん。

つまり明日菜が元気ないんは昨日もみじはんとアリアはんにちょっかい出したせいで、怒られて?

それはネギ君のせいやから、元気づける為にお詫びのモンを上げたいと。

で、選ぶんを私に手伝ってほしいんやな?」

「は、はい……。それに、明後日は明日菜さんの誕生日ですし。

その買い物もできますし、丁度いいかと……。」


んー、私も丁度誕生日プレゼント買わなあかん思ってたし・・・。親友がこのまま沈んどるんも嫌やしな。


「ん、任せぇ!伊達に明日菜との付き合い長ぁないで!!」

「本当ですかぁ!?ありがとうございますぅーーー!!」

「ほな、明日駅で待ち合わせな〜。」


仲直りしてネギ君がちょっと大人しゅうなれば、愁磨はんに褒めて貰えるし。

・・・・ごめんな、明日菜。こっちの方が強いみたいやわぁ。

Side out


―――――翌日、原宿


Side 釘宮


「やっふーーー!良い天気ーーー!」

「だねー。晴れてよかったよ〜。」


私達は修学旅行の三日目、自由行動で着る服を買うため、電車で原宿までやってきた。


「ほにゃらば早速、カラオケに行くよぉーーー!!9時間耐久だーー!」

「いくらでも歌っちゃうぜーー!!」

「コラコラ、今日は目的が違う。修学旅行で着る服買いに来たんでしょ。

予算も
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