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黒子のバスケ 無名の守護神
第十七話 またやりましょう
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見舞わしてから
「スゴいメンツだね〜。」
とそのまま言った。
だって海常の主将(キャプテン)である笠松先輩にエースの黄瀬くん。
それに誠凛のエースの火神にその影のクロちゃん。
本当にスゴいメンツだよ。
「コーラです。」
「ありがとう御座いまーす。」
僕が先に頼んでおいたコーラがやって来た。
それでは祝勝会見たなものの始まりです。
「「「カンパーイ。」」」
みんなが飲み物を飲もうとしたときだった。
「すまっせーん。」
声で誰か分かったのであえて振り向かない。
「おっちゃん。二人空いて・・・・ん?」
やっと僕たちがいることに気付いたようです。
「なんでオマエらがここに!?てか他は!?」
多分緑間くんが試合に負けたショックが大きすぎて動けなかったんだろう。
もしかして泣いたのかな?
「水野。余計な詮索はよすのだよ。」
あれっ?
そこには笠松先輩がいたはずなんだけど。
「黄瀬くん。笠松先輩は何処に言ったの?」
僕が黄瀬くんに聞くと黄瀬くんはすぐに
「あそこっス。」
と指を指して教えてくれた。
なるほど〜。
高尾くんが連れて行ったのか〜。
そして凄く視線を感じるんですけど。
「取り敢えず何か頼みませんか?」
鉄板の上を見ると喜瀬くんの食べているもんじゃが見えた。
人が食べてる物って美味しそうに見えるんだよね〜。
「今食べてるもんじゃだけでいっスわ。」
それを聞いた緑間くんがため息を吐いてから
「よくそんなゲロのようなものが食えるのだよ。」
「なんでそーゆーこと言うっスか!?」
ホントだよ〜。
食欲が失せちゃったじゃん。
しょうがない。
食べるものを変えよう。
「いか玉ブタ玉ミックス玉たこ玉ブタキムチ玉・・・・。」
でも今聞こえてる呪文みたいなのが気になっちゃう。
よく聞くとお好み焼きのメニューに聞こえるけど。
「なんの呪文っスかそれ!?」
「頼みすぎなんだよ!?」
僕も全種類食べたくなっちゃった。
「大丈夫です。火神君一人で食べますから。」
「ホントに人間か!?」
でも火神と同じのを食べたくないし。
しょうがない。
今日は
「ミックス玉をお願いします。」
これでいいや。
「珍しいですね。」
「珍しいっスね。」
「珍しいのだよ。」
僕のご飯が少ないときはいつもこんな感じだったね〜。

「緑間くん。焦げるよ〜。」
「緑間っち。ホラ焦げるっスよ?」
しかし緑間くんはお好み焼きを食べようとせずに
「食べるような気分なはずないだろう。」
たしかにそうかもね。
今さっき戦って負けた相手だもんね。
僕は緑間くんの話を聞かずに黙々と食べ進めた。
しかしこの話は聞こえた。
「一度負けた相手だろう。」
「そりゃー。リベンジするっスよ。高校総体(インターハイ
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