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少年は魔人になるようです
第41話 魔人は戦い、少年が動くようです
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!!話はそれからにしましょう!」

「これ以上は喋ってても仕方ないしね。今日は寝ましょうか……。」


でも、あの人頼るとロクな事が無い気がするのよね・・・・・・。

Side out


―――翌朝、学園長室前


Side 近衛門


「―――と、言う訳じゃ。隣学区どころか全学区の学園長から文句を言われてしもうたわい。」

「うわぁ……。絶対に行きたくないわ、ンな所。」

「人間って、本当におバカさんなのね?

近衛門一人にすら勝てないでしょうに。無知は罪ってよく言ったものよね〜。」


全学園中最高の権力をもっとるワシの所で好き勝手されとると、

学園全体の権威が落ちる・・・と言うのが気に食わんと。

それで、今一度最高権力者を決定しようじゃないか、と話があった訳じゃ。

まぁ、やる訳がないがの。


「つまんねぇな〜。力見せてやりゃ黙る…………とも限らんか。」

「そうじゃの。での、あちらが何か仕掛けて来るじゃろうが、

なるべく……なるべくでよい、穏便に済ませてくれんかの。」

「分かったわ。まぁ、再起不能にしなきゃいいでしょ?」


・・・要するに決定戦・・・そう、決定戦。魔法側の先生と生徒の総力戦をするのじゃが・・・

この二人どちらかだけでも殲滅出来るからの。


「そう言う訳じゃ、頼むぞい。」

「りょうっかーい。じゃ、授業してくらぁ。」


そう言って出ていく二人。

話を聞いてくれ、まだ人間的である分感謝せんといかんのう。


―――コンコン
「ホッ、誰かの?」

『………ネギ・スプリングフィールドです。』


「(ネギ君・・・?妙に気配が薄かったので気付かんかったわい。)

おお、ネギ君か。入ってよいぞい。」

「失礼します。」


おうおう、何やら思いつめとるのう・・・。

どうせ愁磨殿がらみなんじゃろうなぁ。そうなると大分しつこくなるのう。


「学園長先生………お願いがあるんです。

その、神多羅木先生と瀬流彦先生には悪いと思ってるんです。」

「……ほ?」


すっごく面倒な予感がするのじゃが・・・・?


「僕を……僕を弟子にしてくれませんか!?」


Side out

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