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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
女神との来訪と調理の時
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「うん中々いけるな食堂の食事も!!」

一夏は剣道場から出た後、如何するかとブラブラしていると途中でのほほんさんと出くわし、夕食を一緒にどうかと誘われた。取らなくても問題はないのだが折角のお誘いを断る理由は何処にもなかったので素直にお誘いを受けることにした。食堂では様々なメニューを大盛りで頼み、それを猛スピードで完食していく一夏。テーブルの上には一欠けらも残さずに完食された食器が載っている。

「いっち〜良く食べるね〜」
「おう、食事は生きていく為には必要不可欠だからな!さっきちょっと動いたから丁度小腹空いてたし誘ってくれてありがとよのほほんさん」
「えへへいいんだよ〜」

のほほんさんは嬉恥ずかしそうに頬を欠きながらパフェを頬張っている。すると追加の料理を持った食堂のおばさんが一夏のテーブルに特盛りのソースカツ丼を置く。

「はいよ、追加注文のソースカツ丼!おまけで特別に特盛りにしといたよ!!」
「おお!これはこれは大感謝!!」
「それはこっちの台詞だよ、IGOの上層部の人に会えるだけじゃなくてこんな綺麗に食べてくれるんだから作るこっちが気分が良いよ」
「そりゃ折角作ってもらってるんだから完食するのは作ってくれた料理人に対する礼儀であり常識だし」
「くっ〜良い事言って来るじゃないかい!」

おばさんは感動したようにハンカチで目元を押さえる。本当に涙が出ているようだ。どうやら中には食事を残す女子も多く困っているようだ。だから目の前で全てを食べつくす一夏は有り難いのだろう。そして一夏は丼に残っていた米粒一粒まで食べきって手を合わせた。

「ふひぃ〜・・・ご馳走様でした!あ〜美味しかった!!」
「あいよお粗末様、本当に綺麗に食べてくれるね〜」
「さて、食器運ぶの手伝いますよ。流石にこれだけの量運ぶ大変でしょう?ついでにちょっとキッチン借りて宜しいですか?」
「構わないけど何するんだい?」
「いえちょっと料理人の皆さんにお礼を込めたお菓子をですね」

一夏は片手で全ての食器を持っておばさんの後に続いてキッチンに入っていった。そして食器をシルクに置き、自分は腕の袖を捲くり、料理人の目となった。

「さて本日私に料理を作ってくださった皆様にご披露する物は、クッキーで御座います」

その言葉を皮切り、一夏は材料を手にとってクッキーの作成を始めた。かなりの量の材料を一瞬で調理を施し、あっという間に生地を作り上げ、型に流して焼き上げた。

「さあ完成です、どうぞご賞味下さい」

そういわれたおばさんたちは一夏特製クッキーに手を伸ばして口に運んでいく。噛むと耳に心地いい音を立てながら砕けていく。

「!?な、なんて美味しさだいこれ!?」
「材料は普通、作り方だってそんな変ってなかったのにどうしてもここまで濃
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