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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第63話 闇の呪い(ダークカース)
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?『お前は、この魔法の効果によって、7年間苦しみ続けるぜ。7年後が楽しみだな・・・』

ユ「!!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・夢、か。」

空はまだ薄暗く、時計を見てみたらまだ朝の5時だった。私は部屋の窓を開けて風に当たる。冷たくて気持ちがよかった。ふと自分の左腕に目を落とすと、

ユ「!!!」

そうか、あれから7年が経つのか・・・もうすぐで罪滅ぼしができる。そして、妖精の尻尾とのお別れ・・・私の頬には、いつの間にか一筋の涙が伝っていた。

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             『ここからグレイ目線で書きます。』

科学の世界(サイエンスワールド)を潰してから1週間。ジョニー・メカは評議委員によって逮捕された。あいつの4人の弟子は全員がジョニーが造ったアンドロイドだったんだ。しかも、評議委員からジョニー・メカの逮捕協力をしたおかげで、ギルドに報酬50万Jをもらった。じーさんはすっかり浮かれて、昨日は酒をがぶ飲みしてたぜ。そんな中、俺がギルドのテーブルで昼寝をしてた最中、

ル「ユモッ!?どうしたのその怪我ッ!!?」

ルーシィのバカデカイ声で目を覚ました。見ると、ギルドに来たばかりのユモの左腕を見て驚いていた。ユモの左腕には包帯が巻かれていた。

ユ「ちょっと、軽い火傷しちゃって。」

ウェ「私が治してあげましょうか?」

ユ「大丈夫。すごく軽い火傷だから。」

薄っすらと、ユモの額に冷や汗が滲んでいるのが見えた。俺はユモが言ってることは嘘だと確信した。ユモのやつ、何か隠してる・・・

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次の日。

マ「えぇ〜!!ユモ、どうしたのいったい?」

今日はマヤのバカデカイ声に驚いてかき氷を落としそうになった。見てみると、昨日のユモは左腕だけに包帯を巻いていたが、今日は右足にも包帯を巻いていた。

ユ「たんすにぶつけて、軽い打撲をしちゃって。」

リョ「お前って、随分そそっかしいんだな。」

フ「怪我するのが好きなんだな。」

シャ「あんた、もっとましな冗談を言いなさいよ。」

エ「だが、軽い怪我でよかったじゃないか。」

ユ「あははははは・・・」

まただ。昨日も今日も、ユモは何で嘘をついてるんだ?

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