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少年は魔人になるようです
第34話 日常に事件の影は潜むようです
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「確かに、愁磨さんは私達の事を大切にしてくれていますからね。」

「ハッハッハ、良いじゃないか桜咲刹那!!照れが完全に無くなってきたな。」

「この一団に入っていれば、嫌でもこうなりますよ。」

「惜しいね。照れた刹那は可愛いのに。」


特異な者たちではあるけれど、皆の問題はそれなりに解決して順風満帆。

さてさて、そんな時に新入りさんはどうして膨れているのでしょうか?


「愁磨、ボクの事はたたいたじゃんかーーー!!ベシンって!」

「……あー、六年前のウェールズの時のか。だってほら、お前敵だったし?」

「にゃーー!!じゃー、お詫びにキスしてくれたら許してあげてもいーよ!」

「なんで兄さまが貴様とキスしなければならんのだ!出来そこない魔王が!!」

「おこちゃま吸血鬼は黙ってて!!隙ありぃーー!(ガッ!)ぃぃぃいーー!」

「隙なんてねーよ。俺とキスしたかったら、少なくとも女になってからにしろ。」


一人増えただけなのに、随分姦しくなったもんだ。まぁ、楽しいからいいけどな。

Side out


――――――――――――――――――――――――――――――

「ウェールズ………?六年前、って…。」


愁磨が常時張っている認識阻害とは、基本的に『意味の分かる者にしか通じない』というもの。

日常の何気ない一幕でしか無かった故に、会話を聞いていた少年の呟きは、

騒がしくなった一行の耳に届く事は無かった。


Side out

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