暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第2話 運命は出会い、回り出すようです
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き先を天界にして、妾のそばで期間をすごさせても良いぞ」


ああ神ってこんな性格悪いDQNだったわけですかそりゃあ世界は不平等な訳ですよね

こんなやつらが統括してんだから。


「?どうした、うれしk「死ね!!」」


そう言って俺は幼女神に殴りかかる。が――


「痴れモノが、神に手を上げるか。

折角妾が慈悲で天界、しかも妾のそばに居させてやるとゆうておるのにのう(パチン」


幼女神が指を鳴らした瞬間、俺の四肢がはじけ飛ぶ。


「ぐっがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああ」

「貴様なぞ地獄の最下層に落ちておれ。刑期はたっぷり五百年じゃ。己の愚かしさを呪ってお

れ。」


そして俺は地獄とやらに堕とされた。








――――眼が覚めると、そこは氷の世界だった。

奴の言ったことが正しければここは地獄の最下層・・・コキュートスとかだっけ?

某ラノベだとヨツン・・・いや、ニブルヘイムになってるが、良く分からん。

あ、手足再生してるや。あんのクソ幼女が・・・助けた人の手足ぶっ飛ばしやがって!!

見つけて必ずボコb・・・ダメだ、美少女はなぐれん。ぬちょぬちょにしてやる!!

・・・・あ?Yesロリ、Noタッチだ?知るか!

俺はロリも好きではあるが、ロリコンじゃねえんだよ!!

コホン、――さて、そのためにはここから出なきゃならんのだが・・・・・・


「さっっっっっっっっっむ!!!」


そう、俺は夏の夜用の軽装(手足部分皆無)。そしてここは北極もかくやと言う氷の世界。

現在進行形で死にそうだ!いや死んでるんだけども。

そうだ、雪の中は意外と暖かいと聞いたことが!!


早速血迷った俺は雪を掘りだし、入ってみる。だいぶマシだが・・・・・・


「くっそ、駄目じゃん!!冷てえよ!!」


当然だ。雪は冷たいのだ。ましてや今は夏服。冷たくないはずがない。


「くそ、なんとかしねえと!!」


誰に言うでもなく叫ぶと、俺は歩き出した。









――数時間後

俺はまだ当てもなく氷の地獄を彷徨っていた。まだ生きているのが不思議なぐらいである。

もうすでに体は感覚が無く、眼も良く見えない。しかし、何かが俺を突き動かしていたのだろ

う。

満身創痍という言葉が相応し過ぎるくらいにボロボロになっても俺は歩き続けていた。

すると、何かにぶつかった。歩いているかも怪しい速度でぶつかっても、今の俺には十分な衝

撃だった。

俺はそのまま倒れ、ぶつかった何かを見上げ、
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