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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。
第一部
電話。
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…』


出たよこいつのこういう口調…


人に何でもかんでものしかけてくる嫌な口調…。


しかも蛆虫を助けろだあ?絶対に嫌だし


リノ『何であたしが力を貸さなきゃなんないの?』


白髭『…………』


リノ『何で黙んだよ!!』


オイ、真面目にツッコミもほどほどにしてツッコミたいとこだけど


ジジイがこうして黙るって事は…相当、コイツ(蛆虫)も重い物を背負って来たって事か。


マルコも黙ってるみたいだし、滅多に黙らないジジイも黙ってるって事は…


白髭船の鉄則の掟、仲間殺し≠ェあったって訳か…。


それも二番隊の隊員、からすると…


リノ『……この借り、ちゃんと返して貰うからな』


エース『?!』


白髭『ああもちろんだ。お前ならそう言ってくれると信じてたぜ』


マルコ『リノありがとな!!』


……なんか上手く、利用された感じがするんだけど。


なんかあたしに『はい』って言わせようとしてた感じだよねお前ら二人。


マルコ『今度会った時にはお前の好きな料理を作るよぃ』


リノ『よし、それなら上出来だ』


エース『っ…』


マルコ『今度はちゃんと遊びに来いよぃ』


リノ『行く。もちろん行く。絶対に行く。マルコの料理食べ行く!』


マルコ『待ってるよぃ』


ガチャッと電話を切ると、全員が全員あたしを驚いた顔して見る。


まるでお化けでも見てる感じに。


ナミ「…話がよく、分からないわ…」


レオン『俺たちの仲は元通りになるか?』


リノ「マルコに感謝しなさいよ。」


レオン『リノが怒らないだけでもマシだ』


チョッパー「そうなのか?」


レオン『ああ…アイツは本気で怒ると街が二つ以上は壊滅するからなぁ…』


チョッパー「二つ以上!?スッゲェェー!!((キラキラ」


……このトナカイ、絶対に違う意味で目をキラキラさせてるな


ルフィー「どういう事だ?エース」


エース「…俺も…よくは分からねェーが…ルフィー、コイツも一緒に旅に連れてってもいいか?」


ルフィー「……エースがそう言うなら」


エース「サンキュー」


………普通の蛆虫ならば、相手の目を見てお礼を言ったり、話したりするのに


コイツはさっきからずっとあたしを見たまんまだった


あたしの事をそんな目で見てるって事は、複雑な事がありすぎるって訳か。


ていうか誰が殺されたのかも知りたいし、誰が殺したのかもかなり興味あるし…


エース「…さっきの話、じっくり聞かせてくれねェーか?」

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