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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第3章 赤い桜編
第35話 人質
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見事に切れて、俺とユモは真っ逆さまに落ちる。俺は空中でユモをキャッチッ!!

ズザザザザザザザザザザァァァッ!!

着地には失敗したけどよ。

グ「おい、ユモ!しっかりしろっ!!」

ユモはすでに気を失っていた。

ホ「うまいこと毒縄から逃れたが、毒のダメージは止まってないぜ。」

グ「そんなの気にするかよ。」

ホ「何?」

グ「俺はギルドと仲間を助けることしか頭に無いんだ。そのついでに、お前を倒すだけだ。」

ホ「お前・・・俺を挑発したなっ!!」

グ「ギルドと仲間を傷つけたんだ。妖精を怒らせると、どうなるか覚悟しとけ。」

倒れそうになりながら、俺はホミを睨みつける。

ホ「毒魔法、毒ガス!」

また悪臭が襲うが、

グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」

ホ「なにぃっ!?ぐほぉっ!!」

グ「氷欠泉ッ!!(アイスゲイザー)」

ホ「うあぁぁぁっ!!」

これで・・・止めだ!!!

グ「氷刀・七連舞ッ!!」

ホ「グワァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

はぁ、はぁ、はぁ、な、なんだよ、人質が、いなくなりゃあ、弱い、じゃ、ねぇか・・・はぁ、はぁ・・・悪臭も消えて、ホミの姿も消えていた。

グ「うぅ!ぅ・・・ぁ・・・」

毒ガスの影響で俺は力尽き、膝から崩れるようにその場に倒れ、意識を失った。
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