―VS 光の意志―
[1/12]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
フィールドの状況
遊矢(三沢の引き継ぎ)LP500
フィールド
《聖邪の神喰》
リバースカード一枚
斎王LP4000
フィールド
《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》
リバースカード三枚
「楽しんで勝たせてもらうぜ! 俺のターン、ドロー!」
ここで負けてしまえば、今まで戦ってきた三沢を始めとする皆に申し訳がたたない……待ってろ明日香、必ず助ける!
「俺は速攻魔法《手札断札》を発動! 二枚捨てて二枚ドロー!」
「いきなり手札交換とは事故でもしたかァ!?」
初手に《天使の施し》を使った人物には言われたくないセリフを吐かれたが、そんなことはお構いなしに手札交換をすると、当面の戦術が決定する。
「俺のフィールドにモンスターはいない! よって、《アンノウン・シンクロン》を特殊召喚!」
アンノウン・シンクロン
ATK0
DEF0
黒い円盤のような形をしたチューナーモンスターを特殊召喚し、更にモンスターを召喚せんと手札に手を伸ばす。
「俺は《エフェクト・ヴェーラー》を召喚!」
エフェクト・ヴェーラー
ATK0
DEF0
羽衣を纏ったラッキーカードが俺のフィールドに降り立つと共に、斎王から……いわば狂笑が木霊した。
攻撃力と守備力が両方とも0のレベル1モンスターで、シンクロ召喚をしようにもどちらもチューナーモンスターなのだから、そういう反応をされても仕方がないか。
「ふん、勝負を捨てたかァ!」
「もちろん違う。三沢が残したリバースカード、オープン! 《異次元からの帰還》を発動! ライフポイントを半分にし、除外されているモンスターを可能な限り特殊召喚する!」
遊矢LP500→250
三沢のライフを引き継いだ俺のライフが、《異次元からの帰還》によって半分になり、もはや少しのダメージでも致命傷となるライフポイントしか残っていない。
「来い、《ネクロ・ガードナー》二体! そして閻魔の使者《赤鬼》!」
ネクロ・ガードナー
ATK600
DEF1300
赤鬼
ATK2700
DEF2400
空中に現れた穴を通して異次元からの帰還を果たしたのは、斎王のかつての切り札《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の攻撃から三沢を守り抜いた汎用カードと、三沢のエースカードこと閻魔の使者《赤鬼》。
赤鬼はともかくネクロ・ガードナーよりステータスが高いカードはあったが、これで……特殊召喚するのはネクロ・ガードナーで良い。
「レベル3の《ネクロ・ガードナー》二体に、レベル1の《アンノウン・シンクロン》をチューニング!」
俺の狙いは最初からシンクロ召喚にあり、先にアンノウン・シンク
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ