暁 〜小説投稿サイト〜
中学剣道少女〜恥ずかしい穴まで身体検査〜
第18話「私は堕ちてない!」
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に……)
 やはり耳まで赤くなり、麗華は羞恥心たっぷりの悶えた顔つきとなっていった。

「では、さっそく映像をおさらいしましょう」

 拭き終わり、講師は教壇に立ち戻る。
 後に生態記録と称されることになる麗華の自慰動画には、何もかもが綺麗鮮明に映されていた。ためらいながらも手を触れて、しだいに激しく快楽を貪って、狂っていくまでの有様は完璧に録画されていたのだ。
(これが私なのか……?)
 目を覆いたくなるような光景に、麗華は本当に両手で顔を覆っていた。
 使われたカメラはそれなりに性能の良いもので、撮影した細部を大きく拡大する事ができる。乳房や恥丘を画面一杯に広げ、自慰にふけっている手の動きをアップで捉える。絶頂する瞬間のイキ顔さえも、表情を作る顔面の微妙な筋肉まで正確に記録している。
「今回撮影した映像ですと、ゆっくりだった手の動きがだんだんと激しくなっています。女性の快楽が高まるにはおよそ丁寧な愛撫が必要とされていますが、これが実際の自慰行為のサンプルとなるでしょう」
 講師は語る。
「本来ならばこうした状況下ではなく、もっと自然な形での自慰行為を撮影したいところではありますが、それをやるには盗撮といった非合法的な方法しかありません。このような形でしてもらうことにはなりましたが、資料は資料として保存されます」
 永久保存だ。
 この記録は一生、十数年経って麗華が没後になった先の時代にまでも、ずっと使われ続けることになる。
 そして、講師はさらに投影機を操作する。映像から切り取った画像がスライドショーのように展開され、麗華が絶頂へ向かうまでの表情の動きを、コマ送りのように映し出す。
(私が! 私があんな顔を……!)
 麗華は歯噛みした。
 決して認めたくなどない。
 しかし、そこに映し出される麗華の顔は、まさに快楽に喘いだ牝が苦悶しているような、あまりにもふしだらな表情だった。
 とても自分の姿とは信じられない。嘘だと思いたい。
「自分の絶頂時の顔をどう思われますか? 麗華さん」
「どうって、どう思えばいいんですか! こんなの……」
 聞かれても答えようがない。
 ただ、あまりにも快楽に歪んだ顔つきは、他人の顔だと思い込みたくて仕方がない。頑として受け入れたくない気持ちが麗華にはあった。
「あなたの顔ですよ? まぎれもない黒崎麗華の絶頂時の表情です。感想をお聞かせ下さい」
 講師はあくまで感想を要求してくる。
「……こんなの落ちぶれています。自分がこんな顔をしていたなんて、あまり信じたくないくらいです! 私じゃない! こんなのは違う! 無効です! 指示通りにするしかないから、だからしただけです!」
「本人からすれば、やはり良い感想にはならないようですね」
 感情を剥き出す麗華をよそに、講師はそれで
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