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妖精の十字架
〜帰宅〜
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ルザが現れ喝を入れる。おとなしくなったと思ったらまた喧嘩。実に騒がしいもんだ

「ミラ、もう一杯くれ」

「うん!」

グラスを渡すとミラはみごとな手つきでついでくれる

「ありがとう」

手渡された酒を一気に飲み干した

「んじゃ、今日はもう帰るな。また明日、ミラ」

「うん、また明日ね」

家に向かって歩き出した俺をナツがひきとめた

「兄ちゃん!模擬戦やろうぜ!」

「はぁ、今日もか。まぁ良い、とりあえず模擬戦だ」

俺は両足を開き手を握る
ナツは両手に炎を纏わせる

「来い・・・」

「いくぞぉ!火竜の鉄拳!!」

突き出せれた拳を受け流し、顎にひじ打ちを決める。そして足を回してひっかける
ナツも負けじと炎を吹くがサイドステップで余裕によける。そして魔法なしで殴る。ナツは腕で受け止めるが重みに負け片膝をつく。俺はその隙を突き、踵落としを決めた

「くそっ!?火竜の鍵爪!」

「甘いな」

腕で衝撃を喰らう。そして溝落ちに一発殴りを入れてナツを沈めた。もちろん終始魔法は使っていない
。だが鍛え上げた腕力によってダメージは相当なものだ

「今日はこれくらいで終わろう。また明日な」

「くっそ〜!」

俺はナツの声を背にしながらその場を後にした


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