暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic8-B神は言っている。魔法少女になる運命だと〜The FooL〜
[1/11]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
†††Sideなのは†††
アリサちゃんとすずかちゃん、そして動物形態のセレネちゃんとエオスちゃんと一緒に、改めてお風呂に入りに来た。エオスちゃんの首には“レイジングハート”と似たような宝石が紐で提げられていて、聴けば“クレイオスソウル”っていうデバイスとのこと。“レイジングハート”と同じように古い遺跡でセレネちゃん達が発掘したって話を、念話でしながら脱衣場で服を脱いでいるところで、
「あ・・・!」『『これは、ジュエルシード!!』』
セレネちゃんとエオスちゃんも感じ取ったみたい。ジュエルシードが発動したことが。2人に念話でアリサちゃん達のことをお願いして、私はひとり浴衣を着直して脱衣場の出口に向かう。
「え、なのはちゃん!?」「ちょっとどこ行くのよ、なのは!」
「ごめん、ちょっと用事!」
浴衣はちょっと走りにくいかも。足を上げれば裾が捲れて、中が見えちゃうし。とにかく『ユーノ君!』お父さんやお兄ちゃんと一緒に男湯へ向かったユーノ君に念話を通す。
『うん、判ってる! すぐに合流しよう!』
『うんっ!』
旅館の出口へ向かう中でユーノ君と合流して、旅館外の林の中をひたすら走る。すると、「あの光は・・・!」ジュエルシードの輝きを見つけて、そっちの方へ走りつつ変身を終える。
そして、
「フェイトちゃん!?・・・って、あれ? アルフさんは・・?」
開けた場所に辿り着いた私たちが目にしたのは、フェイトちゃんと1頭のオレンジ色の大きな狼さん。それと、何かしらの気配を林の中から感じる。“レイジングハート”を強く握り締め直す。
『なのは。あの狼がきっとアルフだ。額の宝石、見えるよね。おそらく彼女は、使い魔だ』
『えっ、そうなの!?・・・ユーノ君やセレネちゃんとエオスちゃんとは違うの・・・?』
使い魔のことを聴く前に、林の中から大きくて黒い何かがものすごい速さで飛び出してきて、フェイトちゃんに襲いかかった。最初はテスタメントちゃんかと思ったけど、「お猿さん!?」だった。と言っても2mくらいの身長だけど。見た目はもはや身動きが素早いゴリラさん。フェイトちゃんを護るように狼姿のアルフさんが飛び掛かったけど、「ぐあっ!?」逆にお猿さんに殴り飛ばされて、樹に激突した。
「バルディッシュ!!」
――フォトンランサー・フルオートファイア――
“バルディッシュ”の先端から連射される魔力弾だけど、お猿さんは大きい体なのに簡単に避けて、雄叫びを上げながらフェイトちゃんに殴りかかった。でもフェイトちゃんは空に上がることでパンチを受けずに済んで、お猿さんはそのまま林の中に消えて行った。
「あ痛たた。すごいパンチだったよ、アイツ・・・って、あ、あんた達・・!」
「・・・君たちは・・・。君た
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ