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古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者
エヴァンゲリオン3号機ネルフ本部へ そして第4使徒来襲
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て魂を介してではなく、参号機と直接シンクロを図っていた。シンジは意識を集中させてそのまま参号機とのシンクロを図るが参号機は異物としてシンジを取り込もうとするが

「(そんな事して僕に殺されたいのかい、アダムの力を持った僕に)」

シンジはアダムの力を使い、参号機を力で屈服させて無理矢理主従関係へと持っていったのだ。勿論参号機は望んで主従関係となった訳ではない。自分よりも明らかに強い力を持った存在に怯え、恐怖している。エヴァ自身にも意志があり、それが死にたくないと思っておりシンジに従ったのだ。恐怖故に

「ハーモニクス正常値。シンクロ率・・・ええ!!?」
「如何したのマヤ?」
「し、シンクロ率100%です!!」
「えええ!?」

リツコも大声を上げて驚愕して、マヤと共に計器を覗き込む。中枢神経素子異常、絶対境界線等と言ったシンクロするための条件が全て正常になっており、起動に成功してた。リツコは信じられなかった、コアの換装もなしに関係者でない魂が入っているコアとシンクロしているのだから。そんな状況の中、たった一人だけ能天気な声を上げていた

「へぇ♪中々出来るじゃないのあの子♪戦力になりそうだわ♪」

リツコとマヤが言っている専門用語などほとんど理解出来ていないミサトは取り合えずシンジが高いシンクロ率と参号機を動かせるという事実だけを理解出来た。だが彼女の内心は自分の目的である使徒への復讐の駒が増えると思っていたその時、突然、制御室内にやかましいサイレンの音が鳴り響いた。リツコは急いで発令所に問い合わせると使徒が接近しているという報告を受けた。だがこの事に冬月とゲンドウは内心驚いていた。シナリオでは第4の使徒来襲は五日後だった筈なのだ。その予定よりも使徒は早く来たのだ

「碇・・・これはどういう事なのだ?我々のではなく、老人達のシナリオでさえない事だぞ?」
「どんな事にイレギュラーという物は付き物だ、老人達には良い薬となるだろう。寧ろ都合が良い」
「・・・まあそうだろうが・・・」
「総員、第一種戦闘配置。葛城一尉、発令所に戻り、エヴァ参号機の発進準備だ」

ゲンドウは気にせずに命令を下したが、リツコはそれに反論しようとしたが何も言わなかった。参号機はまだ未調整のままだ、完全に調整が終わっていない状態で戦闘に出すなど無謀すぎる。無謀すぎるがやるしか無い。稼働出来る機体は参号機のみ、そしてシンジはシンクロ100%という化け物染みた理論値を超えた数値を叩きだしたパイロット、こうなってらこの組合わせで迎撃するしかない

「おっしゃ!了解しました♪」

ミサトは嬉しそうな声を上げて管制室から出て第一発令所へと向かって行った



第二特務機関 グライナルリーゼズ第一発令所

「中将、第4使徒シャムシェルの反応
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