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もう一人のアルフィミィちゃん
SEED
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なずに済むならお願いしよう。全員、助けられるか?』

「はっ、誰に言ってますの…………こっちは女王たるアインスト・アルフィミィですの! ふふ、送って欲しい座標をよこすですの。壊れてもいい障害物がある場所なら問題ないですの」

『了解した。この空域だが…………』

「任せるですの! ルリ、核ミサイルを迎撃したら、次の攻撃までに空間転移フィールドを形成。目的地に飛ぶですの!」

「いいんですか? この艦はもちろん、ルシフェリオンやルシフェリオンのパーツを使っているヴォルフも使用禁止の撃破判定でどうにもなりませんよ?」

「やっちゃうですの! たかが60%大破が92%大破になるだけで、問題は有りませんですの!!」

「それはたかがとは言いませんが…………了解。転移フィールドを形成開始。同時転移存在をコロニーに設定。目的地の座標を入力。エネルギーが足りません。生体エネルギー吸収装置を起動。コロニーにいる24万3721名からエネルギーを生命活動に問題ない程度に吸収。足りませんので、隊長…………お願いします」

「任せるですの! ひゃんっ!?」

アルフィミィの身体にいっぱいの触手さんが突っ込まれて、ドクドクと生命エネルギーを吸い取って行きますの。

「隊長、24万3721名より、生命エネルギーが強いってどうなってるんですか…………」

「ふふ、アルフィミィちゃんは数億以上の生命体の結晶ですの」

全てのアインストの生命体ですので、当然ですの。ちっぽけな人間ごときには負けませんの!

「転移フィールド形成完了。敵艦より新たな核ミサイルが発射。強制転移を開始。ジャンプ」

次に飛んだ先はあら不思議、独特のコロニー……プラントがある空域ですの。

『あっ、ありえん…………』

こっちは無茶苦茶驚いていますの。

「ああ、そこの司令官さん、今からそっちに行くので、よろしくですの」

『あっ、ああ。歓迎しよう』

話はつけたので、宇宙服を着てから外に出るですの。そして、ゴルンノヴァを異空間へと仕舞って、ルリと一緒に転移ですの。その直前にプラントから多数の戦艦やジンが出てきましたが、無視ですの。





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