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混沌の魔術師と天空の巫女
第5章 X791年編
X791年・妖精の尻尾
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か悪魔三大魔法も習得するなんてをもわなかったわ。」

「まぁ・・・頑張りましたから・・・。
 (おかげで、この2つの三大魔法で新しい魔法を考えましたし。)」

俺はそのことは口に出さなかった・・・まぁ、やってみないとわからないですから。

「しかし、少し気になるわね。」

「何が?」

シャルルが何か疑問に思う事があり、俺は聞いてみた。

「何でコージの闇の暴走が起きた事よ。
 闇の魔力が言って一定の量で多いか光の魔力が少ないかでないと暴走は起きない筈だわ。」

「俺もそれに疑問に負うもんだが・・・あるとすれば・・・」

「あるとすれば?」

「俺達魔導士は魔力の限界地を決める器がある。
 たとえ器が空になったとしても、大気中のエーテルナノを体が自由に摂取して、
 しばらくすれば器に魔力が戻ります。
 ところが、妖精の球(フェアリースフィア)がその接種を邪魔してたんですよ。」

「邪魔をした?」

妖精の球(フェアリースフィア)の場合、バリアの様に人などを守ります。
 解除するにはそれができる者か自然に待つかのどっちかなんです。
 しかも、妖精の球(フェアリースフィア)はまわりのエーテルナノを吸収して、
 つねに継続させてしまうのです。」

「じゃあ、その効果でエーテルナノの摂取があんまりできなかったの?」

「はい。俺達はこの天狼島で妖精の球(フェアリースフィア)によって俺達は凍結状態になった。
 その間に魔力は本の僅かですが回復していった。
 俺の場合は最後にシャイニング・レイをアクロノギアに向かって放った事で
 光の魔力が少なくなり、凍結状態中に闇の魔力が一定量に多くなり、
 暴走が起き、目が覚めた・・・と、思います。」

俺はそう説明をした。

「・・・まぁ、そういう事にしておくわ。」

「取りあえず、戻るか、ギルドへ!」

ナツさんの言葉に俺達全員頷く。





































「と、そういう訳じゃ。」

マスターがギルドにいたマカオさん達にそう説明をした。

「!」

ナツさんがロメオの方を見た。

「大きくなったな、ロメオ。」

ナツさんはそう言う。

「おかえり!!!!ナツ兄!!!みんな!!!!」

ロメオは泣いてそう言う。他の人達も泣いていた。

「帰ってきたんだな・・・俺達・・・。」

「そうだね。お兄ちゃん。」

俺とウェンディはそう言うのだった。
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