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ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
第38話 そして、ダーマへ・・・
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「そうね、2人が反対しなければ私も反対はしないわ」
「そうか。だったら、俺の意見をいわせてもらう」
俺以外の3人は緊張する。

「しばらくここで、一緒に冒険しましょう。
問題なければ仲間に加えますし、問題があってもキメラの翼と最低限の装備はさしあげます。
セレンとテルルはそれでいいか?」
「いいわよ」
「はい」
「ありがとうございます。ありがとうございます」
タンタルは俺の足にすがりつくと、泣いてお礼をいっている。
「お礼をいうなら、セレンに言ってください。セレンが嫌だったら、こんな提案はしませんでしたから」
「セレンさん。ありがとうございます」
タンタルは再びセレンに向かって土下座をしていた。

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