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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第五十九話    『外伝7 四家族合同旅行(前編)』
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Side フェイト・テスタロッサ


はやての家を後にした私達は帰ったら四家族合同の旅行に持っていくもので忘れ物はないかチェックをしていました。

「フェイトちゃん、そっちはもう大丈夫…?」
「うん。大丈夫だよ、なのは」
「フェイトはそそっかしいところがあるからもう一度見ておいたほうがいいんじゃない?」
「シホ、ひどい…」

そんな他愛もない話をしながらも三人とも準備は完了しました。
そして夜になり車が三台私の家のマンションの前に並びました。
運転手は士郎さんにノエルさんに鮫島さん。
士郎さんが運転する車には桃子さん、美由希さん、恭也さん、忍さん、ファリンさん、セイバーさんの計七人。
ノエルさんが運転する車には子供組のなのは、私、シホ、すずか、アリサの計六人。
鮫島さんが運転する車にはリンディ提督、クロノ、エイミィ、アルフの計五人。
それぞれが乗って現地まで向かうことになりました。

「それでは私が運転をしていきますのでよろしくお願いします」
「うん、ノエル。よろしくね」

私達も「よろしくお願いします」と言って車に乗った。
それでそれぞれ車が動き出した。

「今から楽しみね」
「そうだね、アリサちゃん」
「…確か、これから行くのは月村家が運営する別荘でスキー場が近くにあるところなんでしょ?」

私がそう聞く。

「うん、そうだよフェイトちゃん。今回行く場所は私の家が買い取ってある別荘の一つで今回いく人数が軽く入れる場所なんだよ?」
「そうなんだ…すずかのおウチってすごいね」
「そんな…ありがとねフェイトちゃん」
「そういえばこれから二日はみんなでスキーの予定だけどフェイトってスキーの経験ってある?」

シホにそう聞かれて私は素直に「ありません…」と答えた。
ううぅ…そんな事はリニスは教えてくれなかったし連れて行ってももらえなかったから仕方ないんだよ…?

「なのはは…?」
「私はー…一応何回か経験はあるんだよ? でも…」
「あたしとすずかが去年に色々教えたんだけどまったく上達の兆しを見せなかったのよ」
「去年は拗ねちゃってあんまり滑らなかったよね、なのはちゃん」
「にゃああ! それは言わないで〜!!」

なのはがオタオタ仕出していてちょっぴり可愛いと思っちゃったのはしょうがないよね。

「それじゃなのは。私と一緒に初級コースで練習してよう。シホの運動音痴の改善修行でなのははかなり上達したんだから今回はきっと上達するよ!」
「うう〜…フェイトちゃーん…」

隣に座っていたなのはがそれで私に抱きついてきました。
それで私は思わず照れちゃった。

「暑いわね…」

運転するノエルさんの隣に座っていたアリサがなにか呟いたけど聞こえなかった
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