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吾輩は猫である
無印
吾輩、復讐をする
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だ。


『久遠ちょっと通訳してくれ』
「くぅん、今度遊んでくれるならいいよ」
『OK、交渉成立だな』


久遠を連れてもう一度薫のところに向かう、薫は急須にお湯を注いでいるところだった。


「なーお(じゃ、久遠頼む)」
「任せて」
「久遠にカオスどうした? ご飯はまだまだ先だぞ。それともなんか用か?」
「カオスが薫に伝えたいことがあるらしい」
「ほほぉ〜、なんだ言ってみろ」
「にゃーーんにゃーーん!(今までお前にやられてきた借りを返してやる!)」
「今までお前にやられてきた借りを返してやる〜だって」
「お前が私を倒せるのか? 切り刻まれるのがオチだろ」
「にゃん!(なんだと!)」


ふふふ……その余裕の笑みをすぐに恐怖に染めてやる……


「なお!(修行? の成果を見せてやる!)」
「修行の成果を見せてやる年齢=彼氏なしの野武士が! だって」
「にゃっ!? (ファッ!?)」


く、久遠さん! 何を言ってはるんですのよ!!?


「ほぉ〜……カオスお前そんなことを考えてたのか……どうやら命はいらないようだな……ッ!」ギロッ!


ひぃぃぃぃぃぃいいいい!!


『久遠! なんであんなこと言ったんだよ!? 薫の奴完全に人を殺すのを躊躇わない目をしてるぞ!!』
「……カオスが私に何も言わないでどっかに行ったお仕置……」


何も言わずに行ったのは謝ります! だからこの状況をどうにかして!!
このままじゃ吾輩逝っちゃうよ!


「さあ、カオス!! どこでする! ここですぐに始めてもいいぞ!!」


あわわわわわわわわ!


そして、審判に那美を迎え、吾輩がさっきまで居た森の中に来ている。


「え〜と、薫ちゃんとカオスの勝負を始めます」
「薫ーー! カオスなんて殺っちゃえーーー!!」
「くぅ〜ん……薫、カオスへのお仕置き任せる……」
「ああ、分かってる、しっかり殺るさ」


分かっちゃらめぇぇぇぇぇええ!!
吾輩言ってないのになんでこんな生死を分ける戦いになってるんだ……戦いたいなんて言わなければよかった……ぐすっ


『てか、美緒てめぇなんでここに居やがる。部屋の隅でガタガタしてるんじゃなかったのか?』
「ふ、ふんっ! お前が薫にボッコボコにされる様を見に来たのだ!」


こんにゃろう……また後で泣かす……ッ!


「どうした喧嘩を仕掛けてきたくせにビビっているのか? さあ、来い! 怖いのか?」


ち、畜生! 吾輩は吾輩はッ!!


「ほら構えないで待ってやる、さあ、来い!」
「にゃ!! にゃー-------お!!(テメェなんか怖かねぇぇええ!! やるおぉぉぶっころしてやらぁぁぁぁあああ!!
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