スーパーロボット大戦OGs
0124話
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それもそうだ。緊張していたので自覚がなかったが、今日はドルムの外部でヒリュウ改やクロガネの部隊と戦い、ヴィンデルをこの手に掛け、アインスト空間に引きずり込まれてアインストの親玉にトドメを刺し、次元の狭間に呑み込まれ、ホワイトスターの中に避難するというとんでもない1日を過ごしたのだ。それを意識した瞬間、どっと疲れに襲われる。
「それもそうだな。取りあえず今日はここで解散とする。明日からはホワイトスターの調査に入るから参加したい者は明日またここに集まるように。レモン、量産型Wの方はよろしく頼む」
「ええ、任せておいて」
その言葉で今日は解散となった。
このホワイトスターの調査を開始してから2週間が過ぎた。調査自体は量産型Wや技術班の協力もあり順調に進んだ。だが、何しろホワイトスターの大きさ自体が直径約40kmとその辺のコロニーと同程度なので2週間で全てを調査するのは無理だった。
調査に関しては、ホワイトスターの中心と思える制御施設、動力区画、マルチプルファーム、機動兵器生産プラント、生活区画、そして各種研究施設がメインとなる。
制御施設に関しては、原作でジュデッカがいた場所がこのホワイトスターの制御を司る区画だった。どうやらジュデッカ自身がこのホワイトスターの制御を司っていたらしいが、そのジュデッカがない現状ではホワイトスターの機能を完全に使いこなすのは不可能となっている。特に原作でもあったホワイトスターごと転移するという機能はジュデッカによる制御が大きかったらしく現状では使用不可能だ。だが、不幸中の幸いと言うべきかエネルギーフィールドの形成やその維持、ホワイトスターの基本的な機能は使用可能だ。この事から考えるに、ジュデッカはホワイトスターの戦闘能力に関する部分を制御していたのだろう。……エネルギーフィールドの展開は何故かホワイトスターから可能だったが。その辺の細かい調査に関しては、技術班のこれからに期待する。
動力区画に関しては、完全なEOTとなっている。機能が限定された一種のズフィルード・クリスタルの技術が使われているらしく、自己修復機能を持つ永久機関で完全なメンテナンスフリーとなっている為に迂闊に手を出せない状況だ。
マルチプルファーム『キブツ』に関してはどのような技術かはまだ不明だが、食べ物の合成すら可能で、いくらでも取り出す事が可能。味も地球の食べ物に比べてそう劣っている訳ではない。原料等は不明だが、技術班の報告によると一種の元素変換を行っているのではないか? との指摘もある。これも一種のEOTだろう。また、ファームという名称通り農場や牧場としても使用可能だが、現在は何も無い状態。
機動兵器生産プラントに関しては、オペレーションSRWで突入したヒリュウ改とハガネの部隊が破壊し
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