第六話「気に入らねえ、気に入らねえなぁ……えっ、飴くれる?」
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
下手に刺激して彼の逆鱗に触れたくないわ」
それは私も同意見ですわ。彼と私たちの力量差は明らかですもの。
…………。
それにしても気になるのはあの方の魔力。遠い昔に出会ったあの人の魔力に酷似していた。
遠い昔の記憶、私の大切な『思い出(宝物)』の一つ。私と母の恩人にして、初恋の人。
顔はローブで隠れて見えなかったけど、あの人の見上げるような長身と心落ち着く低い声は今でも色褪せない。
――あの人の縁者かしら……?
もしそうなら、あの人の居場所が分かるかもしれない。
私は期待に高鳴る胸をそっと抑えるのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ