スーパーロボット大戦OGs
0110話
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更される訳で。
「うわあああぁぁぁぁぁぁっ!」
予期しないバーニアの噴射により地面へと真っ直ぐに突っ込んでいく。
「ラウルさんっ!」
ミズホの悲鳴のような声が響くが、さすがにエクサランスのテストパイロットを務めているだけあってそのまま無様に地上へ落下せずに、激突寸前で態勢を建て直して無事着地する事に成功する。
「なるほど。エクサランスの扱いについてはさすがだな」
「くそっ、今度こそ!」
再びこちらへと攻撃を仕掛けようとするエクサランスだったが、その前にあちらの相手をしなくてはならない。
「ラウル、悪いがお前の相手をする前にお客さんだ」
「お客さん?」
不思議そうに尋ねてくるラウルだったが、すぐにその機体は姿を現した。
アンジュルグにゲシュペンスト・タイプRV。ラミアにギリアムのお出ましだ。
ギリアムからの通信がラウルと通信を繋いだままの俺にも聞こえてくる。
「そこの機体、聞こえるか? 私は地球連邦軍所属のギリアム・イェーガー少佐だ」
「連邦軍? ならアクセルさん達の仲間じゃないって事か!?」
「アクセルさん……? ともかく、こちらはシャドウミラーと敵対している組織であるのは間違いない。これよりそちらを援護する」
「りょ、了解! ありがとうございます!」
さて、共闘が確定したか。
「ヘリオス、ここでお前と会うとはな。俺にも運が向いてきたようだ」
「アクセル・アルマー……戦闘を始める前に1つ問いたい。お前は一体何が目的だ?」
「俺の目的? それはヴィンデルが既に語った筈だが?」
「……オペレーション・プランタジネットでこちらに投降してきたオウカ・ナギサやゼオラ・シュバイツァー、クエルボ・セロ博士からも色々と話を聞かせて貰った。その上での結論だ。お前はヴィンデルと行動を共にしてはいるが、最終的な目的は異なる……違うか?」
さすがにオウカやゼオラがあちら側に投降してしまえばある程度の情報流出はしょうがない、か。だが、ここで俺の目的を話してしまう訳にもいかない。
「奴等はブーステッド・チルドレンとしては使えないからな。あのままではアギラに殺されていた可能性も高い。俺達が目指すのは闘争が日常とする世界だ。その中にはあの2人のようなイレギュラーが多少いても問題無いと思っただけだ」
「隊長……?」
ラミアの訝しむような声。こいつとは長期間共に行動していただけあって俺の事をそれなりに理解している。このまま喋っているのは危険だな。
「W17。いや、ラミア・ラヴレス。お前はもうシャドウミラーではない。なら俺を隊長と呼ぶ資格はない筈だが?」
ガン・レイピアの銃口をアンジュルグの方へと向ける。
……そう言えば戦闘開始前に聞いておかないといけない
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