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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第1章:王宮の戦士とヲタ少女
第9話:行きはヨイヨイ、帰りはフワフワ?
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に、ホイミン君の体力が無くなっても、ライアンちゃんなら泳いで帰ってこれるでしょ!?」

どうやらマリーはちゃんと考えて順序を提案してきたらしい…
凄い勢いで正論を捲し立て、私に反論の機会を与えてくれない…
尤もこの意見に反論する気は無いのだが。

「わ、分かった…私が悪かった…で、ではマリーを一番最初に運んでくれホイミン…」
「は〜い、分かりました〜」
素直なホイミンに助けられる私…もうマリーを怒らすのは止めよう。

「あ、ライアンちゃん…空飛ぶ靴を貸して!」
「空飛ぶ靴?この珍妙な靴の事か?これをどうするのだ?」
『空飛ぶ靴』とは言い得て妙だな。良いネーミングセンスを持っているものだ。

「ホイミン君の負担を少しでも軽減させたいのよ。私達を向こう岸まで運んだら、空飛ぶ靴を履いてここまで戻ってくれば、体力消費を押さえられるでしょ!」
「なるほど…マリーは頭が良いな!」

私は大きく感心し、マリーに空飛ぶ靴を手渡した。

ライアンSIDE END




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