第八部第四章 総動員令その三
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サラダが出される。アメリカ風のダイナミックなサラダだ。キロモトはフォークを手にしてそれを食べる。なおフォークは持ち替えている。
「後で時間をとれるか」
「はい。国防省と話をしてみます」
「頼むよ」
彼はそれに答えてサラダを口にした。
「エウロパでは生野菜は食べるのかな」
ふとそう質問をした。
「生野菜をですか」
「そうだ。エウロパと我々では食べるものがかなり違うようだからな。そこはどうなのか」
「食べると思いますよ」
スタッフはそう答えた。
「元々サラダはあちらの料理ですし」
「おお、そうだったな。忘れていた」
今食べているのはアメリカ風のサラダである。連合においてはサラダはアメリカの料理と考えられているのである。
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