第一幕その二
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じゃないかしら」
「言ってくれるわね、全く」
「おほほ」
そんな話をしていると扉が開いた。そして大柄で顔の細長い老人が入って来た。髪は白く目は黒い。その髪型と服装から貴族であるとわかるがどうにも品がない。細長い顔は何か馬にも似ているし目にも厳しさはなく俗っぽさとひょうきんさが漂っている。顔にもしまりがなく少し赤い。何処かの酔っ払いにも見える顔であった。
「ふうう」
彼は溜息をつきながら屋敷の中に入って来た。
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