暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 万死ヲ刻ム者
第七十四話 仲介
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拳でジワリジワリ・・・苦しめてやろう」

(無闇に攻撃をしたら先輩の体を傷付けてしまう!!どうしたら・・・そう言えば)

小猫はあることを思い出し、これに掛ける事にした。

「さあ・・・苦しめ!!」

闇慈が体を屈め、小猫の横腹に徒手を差し込もうとしたが、小猫はそれを避けずに闇慈の手を掴み、威力を軽減した後にワザと横腹に突き刺さした。

「くっ・・・」

小猫は痛みに顔を歪ませるが、闇慈に接近し動きを封じる。これが小猫の目的だった。

「貴様・・・何を?」

「戻ってきて下さい・・・闇慈先輩」

小猫は闇慈の顔に近づき、そしてキスをする。『深層心理を大きく揺さぶる現象』を起こす事で元に戻ると言う話を小猫は思い出し、この作戦を行ったみたいだ。
そして闇慈の心の中で何かが反応し、目を見開く。

(この温かさ・・・この感触・・・以前の同じものを・・・僕は・・・僕は!!)

闇慈の力が弱まって行き、セイクリッド・ギアが解除された制服姿に戻った。

「僕は・・・何を・・・!?」

「闇慈先輩・・・良かった・・・」

闇慈の安全を確認すると小猫はそのまま気を失い、地面に倒れ付した。

「こ、小猫・・・ちゃん?」

そして闇慈は自分の右手に着いている血と小猫の血を見て、一つの事が結びついた。

「まさか・・・僕が・・・小猫ちゃんを・・・う、う・・・」

闇慈は段々、小猫を・・・恋人を傷つけた罪悪感に襲われて行き・・・

「うわああああああああああああああ!!!!!」

バトルフィールドに闇慈の叫び声が鳴り響いた。

(後書き)

一誠の復活は原作通りなので省略しました!!ご了承下さい!!

そして運動会の前にオリジナルストーリーを進めたいと思います!!

感想・指摘。よろしくお願いします!!

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