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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第十四話 虚空からの転生
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た。
「朝と夜にな。かみさんとの約束じゃ」
「しかし」
ブンドルは甚だ不満そうな顔になった。
「何故だ。何故あれ程の美人が」
「妬くな妬くな」
ケルナグールは心から楽しそうな顔になっていた。
「わしの幸せをな」
「そもそも貴殿も政治家としての仕事はどうなったのだ?」
ブンドルはカットナルにも言った。
「国会には出てはいないようだが」
「こっちの方が忙しいのでな」
ということであった。
「特別休暇を貰っている」
「そうか。では私も論文の執筆を続けよう」
彼も彼で忙しかった。
「美しき戦いの合間にな」
こんな話をしていた。それを聞くヒイロ達五人は彼等の会話を黙って聞いていた。
まずデュオが言った。
「あの旦那方も相変わらずだな」
「そうだな」
それにトロワが頷く。
「いつも通りで何よりだ」
「それがいいのか」
ウーヒェイがそれに問う。
「あの三人は」
「いいのかね、あれで」
デュオはそれには懐疑的だった。
「いいのだ」
トロワはそれにも頷く。
「そうでなくてはコンデイションが維持できない。俺達もな」
「まあそうか」
「そうだな」
デュオもウーヒェイもそれに納得する。
「俺達もあのやり取り見てるとな」
「不思議といつもの気分になれる」
「やっぱり雰囲気ですよね」
カトルはそう捉えていた。
「雰囲気が大事なんですよ」
「その通りだ」
ヒイロも彼と同じ考えであった。
「ロンド=ベルの雰囲気はいい。俺は好きだ」
「おろっ、そうなのか」
「御前もなのか」
デュオとウーヒェイはそれにも応える。
「いい感じに精神的にコンデイションを維持できるからな」
「けれど最近あれですね」
カトルは言う。
「皆どんどん増えて」
「正直最近まで覚えるのが大変だった」
トロワの意外な苦労話だった。
「今度はSPTのメンバーも入ったしな」
「人が集まっている」
ヒイロはこう評する。
「それがどうなるかだな」
「ああ」
トロワが頷いた。
「今後にな」
そんな話をしながらゲートを調査していたがこの日も何もなかった。ロンド=ベルはゼダンに駐留して調査を続けているがやはり何も見つからないままであった。
だが次の日。ゲートから何かが出て来た。それは赤いマシンであった。
「ここか」
それに乗る一人の男が呟いた。
「ここが太陽系か。さて」
ゲートから出てそのまま外に出ようとする。だがその時だった。
「!?」
またゲートから何か出て来た。それは。
「あれは」
黒いマシンであった。堕天使の様な。その黒いマシンは赤いマシンに突進してきた。
「御前か」
「!?」
赤いマシンに乗る男は堕天使の言葉に目を瞠った。
「俺が。どうしたんだ!?」
「御前が俺になるのだ」
堕天使はそれ
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