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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十三話 オーブ解放
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それも見たでしょ」
「ええ、まあ」
「だからいいのよ。あたしも生き返るなんて思わなかったけれどね」
「ユウナさんがえらく嬉しそうに語っていたな」
ハイネがそれを聞いて思い出す。
「どうしたものかな、あの人の趣味も」
「ははは、僕がどうしたんだい?」
そこに本人がやって来た。
「ユウナさん」
「いや、僕もバカンスを楽しませてもらってるんだよ」
見れば彼もトランクスの水着だ。しかし何か下着のトランクスに似た柄なので一見すると下着でそのまま来ているように見えてしまうのが何かおかしい。
「故郷解放の前の一休みだね」
「そうだったんですか」
「うん、そうだよ」
ユウナはにこやかに笑って返す。
「いよいよだからねえ。何か気持ちが高まるよ」
「そのわりに冷静ですね」
キラがそう声をかけた。
「いや、そういうわけでもないよ」
ユウナは笑ってそう返す。
「これでもね。結構緊張しているんだよ」
「そうなんですか」
「そうだよ。まあ顔には出ていないけれど」
彼は言う。
「実際は結構ね」
「それでユウナさん」
今度はレイが尋ねてきた。
「うん、何かな」
「オーブが解放されたらユウナさん達とはお別れでしょうか」
「いや、そのつもりはないよ」
彼はその質問にはこう返した。
「後はスタッフに任せてね。僕達は戦う予定になっているよ」
「それで大丈夫なんですか?」
ミリアリアがそれに問う。
「祖国を開けて」
「ああ、それはね」
ユウナはその質問にも答える。
「話はパソコンからでもできるし。それにうちの官僚スタッフはしっかりしているし」
「そうなんですか」
「それにこうして戦争に参加しているってことが大事なんだ」
彼はそう述べた。
「オーブも戦っているっていことがね」
「そうなんですか」
「皆戦っているのに誰かだけってわけにはいかないだろ?」
「確かに」
「その点では僕もカガリも意見は同じだったんだ。それでね」
「じゃあクサナギもこのままで」
「うん、これからも宜しくね」
「はい」
「こちらこそ」
「あとアズラエルさんも一緒だそうだから」
「あの人もですか」
だが彼に関しては皆複雑な顔になった。
「何かあるのかい?」
「いえ」
「それはつまり」
「全く。困ったものですね」
「うわ・・・・・・」
そこに本人が来た。紫のビキニにサーフボードを持っている。
「何て水着」
「よくあんなの履けるよな」
「何をそんなに驚いてるんですか?」
「御前自分の水着見ろ」
白のビキニのカガリがそう言う。
「何処にそんな水着があるんだよ」
「普通に売っていますけど」
「トランクスといい御前は紫のものしか履かないのか?」
「紫は高貴な色ですけれど」
「そういう問題じゃない」
カガリは
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