暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百二十六話 明けない夜
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「はい」
サイがマリューに答える。
「レーダーに反応なしです」
「ミノフスキー粒子も散布されていません」
「そうなの」
ミリアリアの報告も受けてマリューはまずは安心した。
「とりあえずは間に合ったわね」
「そうですね」
カズイがそれに頷く。
「何か今回は結構楽にここまで来れましたね」
トールも言う。
「そうね。それでニコル君」
「はい」
モニターにニコルが姿を現わした。もうパイロットスーツを来ている。
「どう、そちらは」
「今のところ敵の姿はありません」
彼はブリッツの隠密能力を使って偵察に出ているのだ。
「そう」
「はい。引き続き偵察を続けます」
「お願いね」
「何か今のところは平和なものだな」
ムウもモニターに出て来た。
「どうせすぐに賑やかになるんだろうけれど」
「そうですね。実際にティターンズが来ているのは本当ですから」
ノイマンがそれに答える。
「もう北部はあらたか押さえられたようです」
「じゃあ本当にもうすぐだな」
ムウはそれを聞いてまた言った。
「さて、今度はどんなのを出してくるやら」
「サイコガンダムかも知れねえな」
アルフレッドがここで笑って言った。
「何せティターンズだからな」
「まさか」
だがアークエンジェルの面々はそれは笑って否定した。
「それはないでしょう」4
「そうですよ、幾ら何でも」
「けれど何かとんでもないのを用意してきているかも知れないな」
ここでキースは考える目をして述べた。
「奴等のことだからな」
「ううん」
ボーマンはそれを聞いて考える顔になった。
「可能性としてはゼロではないですが」
「少なくともあの馬鹿げた強さの三機のガンダムは出て来るだろうな」
「ああ、あの連中ですね」
キースはアルフレドにそう返した。
「そうだ、あの連中は絶対に出て来るな」
「あとティターンズのエース連中も」
「どうやら今回も厳しい戦いになりそうで」
ムウは軽口を叩いたがそれはこれからの戦いを楽観視しているからではなかった。
「厄介なことだぜ、全く」
「その厄介なことをやるのが俺達ロンド=ベルだってな」
アルフレドが笑って言う。
「そうじゃねえのか?」
「俺結構成り行きでここに来たんですけれどね」
ムウはアルフレドにも軽い調子で返した。
「それがどうしてか何時の間にやら」
「アークエンジェルもそうですけれど」
「おっと、そうだったか」
マリューの言葉にも応えた。
「何か気付いたらって感じで」
「そうだったよな。ヒイロ達が来てな」
「そうです。キラ君達も入れて」
「俺一回死にかけたし」
「俺一度船降りてるし」
トールとカズイがその側で言う。
「何か凄いことになってるよな」
「凄く濃い面々ばかりだしね」
サイとルナマ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ