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俺が魔王の息子ってマジですか!?
5話 思い出+どうやら子育ては相当なストレスのようです。(後編)
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てことはありません。つまり、そのまんま。
一ヶ月間休暇を取れって事です」

「「は?」」

サテュラも私もイザベラの言葉で間抜けな声を出す。
へ?休暇?謹慎処分じゃなくて?
さらに混乱する私。

「おい、どういうことだよイザベラ。謹慎処分じゃないのか?」


私よりも早く再起動した、サチュラが私の代わりに質問する。
どういうことなのだろうか?さらに謎は深まる。


「じゃあ、サテュラ。あなたが紅蓮様の立場で自分の侍女悪魔が普段はとらないような行動
をとったらどう思う?」

「それは、頭がおかしくなったか、仕事で疲れ・・・・!?」

「そういうことです」←(大正解)

サテュラとイザベラの会話で、イザベラが言いたいことは理解できた。
たしかに、紅蓮様なら・・・と思ってしまう。
本当に器の大きいお方だ。
あのような粗相をした私をお許しになったばかりか、休暇まで与えてくれるなんて!!
私は感動し、紅蓮様への好感度はMAXだったのだが、この事でインフィニティになった。
ああ、紅蓮様!私は何時でも・・・・。

「おい、ヨルダ。大丈夫か?よだれ出てるぞ」

「サテュラ、こうなったらしばらく戻ってこないわ。私も逆の立場だったらこうなっている
と思うし・・・。」


こうして、紅蓮様への愛を成長させた私は一ヵ月後、今まで以上に焔王坊ちゃまの
世話をすることになる。

全ては愛しい、紅蓮様のために!!


おまけ


緑髪のわがままプーさんのコメント

「兄上に勝負を申し込んだあの日から、ヨルダ、サティラ、イザベラの三人が
変わったのじゃ。始めはヨルダが今まで以上に余の世話をするようになり。
イザベラとサテュラが廊下で・・・。

「まさか、将を射ぬなら馬を射よ作戦!?」

「マジかよ!?」

などと、会話をしていた次の日。
二人も怖いくらい、余の世話をするようになった。
あの日、余は気絶していてよかったのかもしれん」

この後、焔王は紅蓮に勝負を挑まないようになったとか・・・。

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