暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十九話 オペレーション=スピットブレイク
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
急ぎで艦隊の修理を受けていた。
「何とか間に合いそうですな」
「整備員はできるだけ残しておきましたので」
サザーランドが大文字に応えていた。
「それだけでも大変でしたが」
「整備兵まで要求されていたのですか」
「はい、人員も兵器も全て日本に送れと。かなり強引なやり方で」
「やれやれ、あの御仁は相変わらずですな」
「これがタシロ艦長やレビル大将なら違ったでしょうが」
「まあ言っても仕方ありませんな」
「はい」126
むしろ三輪には言うだけ無駄であった。
「とりあえず修復が間に合っただけでもよしとしましょう」
「ええ、では」
「戦闘用意ですな」
「敵の大艦隊がアラスカに向かって来ています」
すぐに報告が入った。
「カーペンタリアから。かなりの数です」
「そうか遂に」
「宇宙からもです。複数に渡って来るようです」
「准将」
「はい」
サザーランドは三輪の言葉に頷いた。
「総員戦闘配置。持ち場につけ」
「了解」
「では私も大空魔竜へ」
「お願いします」
「健闘を祈ります」
「お互いに。では」
ロンド=ベルも連邦軍も配置につく。今海と空からザフトの大軍がやって来た。
「来たぞ!」
「撃て!撃て!」
対空砲座や戦車が口火を切る。彼等を援護するように展開しているロンド=ベルのマシンもまた。
「しゃらくせえ!」
京四郎がガルバーを旋回させる。その旋回の間の攻撃で二機のジンを撃墜した。
「まずは上の敵を狙え!」
シナプスが指示を出す。
「守りが薄いうちにだ!いいな!」
「了解!」
「このっ!このっ!」
キーすが上に向けてライフルを乱射する。
「落ちろってんだよ!」
まずは一機撃墜した。
「よっし!」
「まだだ!キース!」
だがコウがここで叫ぶ。
「まだやって来る!油断するな!」
「海からも来ます!」
クェスが水中から姿を現わすザフトの水陸両用モビルスーツに攻撃を仕掛けながら言う。
「こんな奴等!」
バーニィがその横でライフルを撃つ。それで一機。
「私だって!」
クリスが本気になった。それでもう一機。
「全員持ち場を離れるな!離れたらそれで終わりだ!」
バニングは自身の正体を率いて森の中で上から来る敵を狙い撃ちにしていた。
「戦車隊や守備隊をフォローしろ!いいな!」
「はい!」
皆それに頷き必死に戦う。その中にはアークエンジェルもいた。
「アルスター二等兵は!?」
マリューはその中でナタルに問うた。
「はい、予定通り艦を降りました」
「そう、それは何よりね」
それを聞いてまずは安心する。
「彼女は。やっぱり戦いには」
「ええ。この戦いはとりわけ激しいです。ですから」
「後方が大変なことになるし」
これはサザーランドの要望もあった。アラスカ基地は後方
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ