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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十二話 果てしなき旅立ち
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              第九十二話 果てしなき旅立ち
グッドサンダーを囮にしてドクーガを誘き出そうとするロンド=ベルはアイスランドを離れシアトルに向かおうとしていた。そしてそこで通信が入った。
「シアトルからデス」
スワンが言う。
「来たか!?」
「はい、シアトルに出現したグッドサンダーにドクーガの軍が向かっているそうです」
彼女は言った。それで全てが決まった。
シアトルではもうグッドサンダーにドクーガの三隻の戦艦が向かっていた。そこには当然ながらあの三人もいた。
「フフフ、遂に追い詰めたぞグッドサンダー」
「待てブンドル」
「どうした、カットナル」
「御主その台詞前にも言ったぞ」
「それがどうかしたのか?」
「どうかしたのかではない。前はそれを言って大変なことになったな」
「それは偶然だ」
「偶然でも何でも縁起が悪い。そんなことを言うのは止めるのだ」
「今回こそは成功するぞ」
「どうだか」
「おい、とにかく今回で決めるぞ!」
ケルナグールはそんな二人をよそに血気にはやっていた。
「ここでグッドサンダーを倒しビムラーをわし等のものとするのだ!」
「うむ!」
「では参るとしよう・・・・・・むっ!?」
だがここでコールが入った。
「これは」
モニターに現われたのは何とゴッドネロスであった。彼は悠然と三人を見下ろしていた。
「首尾はどうだ、ブンドル、カットナル、ケルナグール」
「上々でございます、ゴッドネロス様」
ブンドルが応える。
「御覧の通りグッドサンダーを見事補足しております」
「うむ、ならばよい」
「これもジッターの開発したビムラー探知レーダーのおかげでございます」
カットナルも言う。
「ここに来てようやく役に立ちました」
「じゃがそのせいでわしがジッターに頼んだマシンは結局未完成だったわい」
「何だ、御主まだ注文しておったのか」
「おうよ、とびきりのをな」
「どんなものじゃ、それは」
「フフフ、聞きたいか」
「聞かれなくても言うのではないのか?」
ブンドルがそれに突っ込む。
「わかっとるのか」
「御主の性格だとな。で、どんなのじゃ?」
「ここは美しいものを期待したいが」
「おうよ驚け!」
ケルナグールは胸を張って言う。
「三十五身合体ゴッドネロスだ!」
「な・・・・・・」
「三十五身合体だと!?」
さしものブンドルもカットナルも唖然とする。
「そうよ!是非共見せたかったのだがな!」
「悪いが遠慮させてもらおう」
「わしもじゃ。聞いただけで胸焼けがするわ」
「おうおう、遠慮しおって。だがまあよい」
「油断はせぬようにな」
ゴッドネロスは三人の話にキリがついたところでまた言ってきた。
「ロンド=ベルも来るからな」
「はい」
「承知致してお
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